厚労省「派遣元事業主のための就業規則作成のポイント(2018年版)」を読んで。 | 三重県の社労士&行政書士・小岩広宣のブログ(四日市・鈴鹿市・津市)

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厚生労働省から「派遣元事業主のための就業規則作成のポイント(2018年版)」が公開されました。

派遣元事業主向けに定期的に出されているリーフレットですが、今年は労働契約法の無期転換や9月の抵触日などの問題もありますから、内容が注目されますね。

リーフレット自体は約40ページに渡って、トラブル等に対応した就業規則作成のポイントをが解説されており、契約更新や服務規律、賃金といったテーマごとに規定例も紹介されています。

私が気付いた点をいくつか書いてみます。
 


 


 

 


1 契約の更新、契約の解除

記載例はほぼ派遣元指針の内容。
就業先の変更について派遣労働者の不利益をにならないよう考慮することは必要にしても、やや踏み込み過ぎか。
契約期間の更新事由は参考になる。

 


2 派遣先での勤務態度、服務規定の遵守

服務規定の規定例は一般の企業の例とあまり変わらない。
パソコン使用上の留意事項は一般的な例として参考になる。



3 守秘義務、機密情報保持


機密情報の内容については具体的で参考になる。
懲戒事由の例は参考になるが、具体的にはもう少し踏み込んだ記載をしたい。

 


 



労働契約法や派遣法の改正内容によって、これから無期契約の派遣労働者が増えていくといわれています。

リーフレットでも「その他の就業規則作成のポイント」として、「常用型(期間の定めのない雇用)の派遣労働者」の例が紹介されています。

ただし、内容的には年間休日数や休業手当について、もっぱら労働者保護の視点から触れられているのみで、法改正に照らした内容はいっさい含まれていません。

この点については、今のところ厚労省のリーフレットはまったく対応しておらず、それぞれの企業が自前で作成、対応していくしかないようですね

逆に私たちの事務所の得意分野でもありますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
 


 

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