三重県の社労士&行政書士・小岩広宣のブログ(四日市・鈴鹿市・津市)

三重県の社会保険労務士法人&行政書士事務所ナデック(四日市・鈴鹿市・津市)代表・小岩広宣の公式ブログ。最新の労務&行政実務に精通した社労士&行政書士・小岩広宣が、地元三重県の中小企業の発展のために日々奮闘している姿を実況中継します!


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三重県鈴鹿市の特定社会保険労務士&特定行政書士・小岩広宣です。


労働保険、社会保険の繁忙期が終わっても、時間ができるどころか、ますます忙しくなってきている気がします。

明日も名古屋で自主開催セミナーですが、人材派遣業界の支援を主力業務としている私たちが、「2018年問題」の対応で忙しくなるのは仕方がないですね。

そんな中、社内でも話題になっているテーマがあります。

それは、社労士の仕事と「直観力」。

 





私たち社労士は労働法や社会保険の専門家ですから、基本は法律をベースに仕事をしています。

この週末、今年の試験日を迎える国家試験においても、問題で問われるのはほとんどが法律知識です。

当然のことながら、お客様からの質問や依頼の内容も、労働や社会保険に関する法律が基本となっています。

法律ですから、もちろん条文があり、要件があります。

つまりは、「答え」がある、ということになります。

法律そのものにズバリ書かれていなくても、通達や解釈例規や裁判例も含めてとらえれば、必ず何らかの結論が出てくるはずです。

労働や社会保険に関する法律は本当に複雑で難しいので、お客様はそれらに関する「答え」を社労士に求めてくるわけです。

その意味では、私たちの仕事のほとんどの部分には、必ず「答え」があるといえます。

 

 




 

 

それでは、社労士というのは「答え」を探し出して、お客様に伝える仕事なのでしょうか?

もちろん、当然ながらその要素もあるわけですが、私の意見は「否」です。

社労士試験には、必ず答えがあります。

だから、だれが解答しても、正解は正解、不正解は不正解です。

社労士の業務には、必ず答えがあるとはいいきれません

ものにもよりますし、状況にもよりますが、答えが複数ということもありますし、当面の間、どう考えても答えが出ないということもあります。

場合によっては、対応する人や方法によっても、答えが異なることも珍しくはありません

むしろ、社労士試験のように、たったひとつの「答え」が用意されていることの方が少ないといえるでしょう。

 





それは、なぜでしょうか?

私は、大きくふたつの側面があると思っています。


ひとつは、法律の答えは分かっても、実務上の取り扱いがなかなか分からないということ

ある先生が講演で話されていたのですが、自動車を運転しているとき、1キロでも超過してしまったら、ただちにスピード違反が問われるか?という話。

もちろん、ケースによるとは思いますが、これはそうなるケースとそうならないケースがあるでしょう。

 

スピード違反の例は露骨かもしれませんが、実務上の取り扱いが分からないということは、世の中にものすごく多いですね。

もうひとつは、事例が特殊だったり、先例が存在しないことによって、ズバリ法律を当てはめることができない(もしくは、極めて難しい)ということ

このパターンも、とても多いです。

一般論は分かった。それで、具体的にうちの会社ではどうなのか?この人の場合はどうなのか?あるいは、何をしたら要件を満たすことができるのか?

こんな問いは、本当に毎日のようにありますね。

 





ということで、社労士の仕事は深入りすればするほど、実は「直観力」が求められる仕事です

これは広い意味でのリーガルマインドという部分でもありますが、それ以上に個人としての感性や価値観や察知力などに依存するところが大きいと、私は思っています。

社労士は法律専門職ですが、もちろん弁護士ではありません。

ですから、争いごとがあった場合に、一方の当事者を代理して、裁判で勝つことを役割とする者ではありません。

でも、だからこそ、答えは法律判断の世界や一方の当事者の主張を超えたところに求められることもあるのです

ある経営者から相談を受けた場合、まずこの経営者の本音はどこにあるのか?

これを見極めるのにも、ある種の「直観力」がいります。

さらに、その経営者の意思を実現させるには、具体的にどうしたらよいのか? 

そもそも、その意思の実現を今すぐ目指すべきなのか? さらには、相手方の意思を(一部分でも)受け入れたり、妥協案等によって融和することによって、大局的に全体利益が図られることはないのか?

これはもう、「直観力」というほかない、働きに頼ららざるを得ない場面でしょう。


 

 



社労士になりたての人は、ひたすら答えを求めがちですが、そこに自然に「直観力」が上乗せされていくことによって、より現実的な本来の社労士の役割を果たすことができるようになっていく。

最近、私はこのように感じる場面が増えてきました。

Aという選択肢と、Bという選択肢があったとき、どちらを選ぶのか? あるいは、新たな選択肢Cを見出すのか?

私たち社労士は、毎日のようにこんな局面に遭遇しますが、法律だけで答えが見つかることは非常に少ないと思います。

そして、現実的には、「どれを選択するか?」だけではなくて、「どんな絵をかいているのか?」、もっともいえば、「だれが選択するのか?」といったことも問われたりするのですね。

ここでは人間力とでもいうほかない人間的な魅力や奥深さと、感性をベースにしたある種のしなやかさとスピード感が求められますね

 





もっともっとお客様のお役に立ち、少しでも社会に貢献できるためにも、こういった「直観力」を鍛えていきたいもの。

小とはいえ資格者が複数いる事務所なら、なおのことですね。

みんなで切磋琢磨しながら、前進していきたいと思います。


 


 

 

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