ようやく、というか、もう、というか、
2月が終了となりました。
1月に続き、
2月は営業日が少ない月の為、
通常月よりも気を引き締めなくてはいけない月であり
今月も例に漏れず、タフな月だった気がします。
(毎月そんな風に感じてるようにも思えますが)
それで、
今担当している組織の営業組織だけでも、
・短期・中長期、というような時間軸
・扱う商材毎に、という商品軸
・販売するルート別に、というチャネル軸
・所属するメンバーから考えて、という体制軸
・メンバー個別の専門性・提案力・営業力という個別スキル軸
更にあげると、
・関係する組織間における協業体制や
無駄なステップをなくす、というフロー軸
・関係する組織間との目標の同一化を図るという目標軸
などなど、
というように、
(当たり前ですが)
施策を考える際の指標はたくさんあり、
それらのどれも大事なことは大事なのですが、
だからといって、
どれも大事だから、とか、満遍なく手を打って、
というのは確実に失敗につながる、というのも分かってるので
その時々において、
まずはそれぞれの状態を正しく把握し、
何がうまく機能していて、何がうまくいってないかを把握した上で、
何に重点をおくか、何を全体の中心に考えるか、
ということを如何にシンプルにまとめることができるかが重要になってくる。
と思っております。
*ので、現況把握と目標へのライン把握がとても大事。
その時、リスクになってくるのは、
全体でのセンターピンが捉えられてない状態で、
各指標単体でみると正しそうなことをやっているのみの状態、
というのは得てしてつくられてしまうことで、
しかも、
そうなっているときは、
なんとなくうまくいっている感じはするのですが
実は求める目標に向かっていないことに気づきずらい状態
(もしくは、気づいていても意識的に目を向けない状態)
ということが多々あるので、
今やっている個別の業務・行動ではなく、
今やっている個別を総じた、トータルの結果として、
今どこに向かっているのか?
その先に目標としている成果が具体的に見える道なのか?
については、
常に、
強いシビアさをもって自己状態の判断をできるように
心がけていかねば、と思っている次第です。
個別のやるべきことを個別にやっていて、
あとは運任せ、
という状態にならないように。
たとえば、
(同じことの繰り返しになってしまいますが、)
ある目標を追う際に、
それを達成するために追う指標が5つあったとし、
(そして、そのひとつひとつの目標を1とし、全体目標が5とします。)
それぞれの強弱や、関連性を捉えたり、決めを作らない状態で
個々を個別に伸ばそうと、個別に努力するのみとすると、
それぞれの1を個別に1に近づける努力をするのみの形になり、
(不毛な例えかもしれませんが)
それぞれの1が1になる確立が80%としたときには
80% × 80% × 80% × 80% × 80%
=32.8%
となります。
個々の80%は一見すると高いように見えますが
それだけの集まりだと32.8%なので
実はかなり低い、ということになるかと。
個別の1は1としてみるのは、
課題把握、要素把握から見ればよいとして、
全体の5をベースとして考えて、
5にいくためには?
ということを考えることが、
全体施策という意味でも非常に大事になってくると考えおり、
個別の1を追うことと、トータルの5を追うことは、
関係性こそあるものの、別物として捉えていくことが
自分自身を考える際でも、組織を考える際でも
とても必要だな、
とここ数年感じて努力している次第です。
(当たり前の大事さを気づいたというか)
ただ、
このやり方・考え方だけだと、
変動リスクは抑えられて、達成可能性は高められるが、
そもそもの5が10になる、というような飛躍の可能性が育ちにくい、
ということも勿論あると思うので、
上記の考え方をベースに、
プラスオンで、
そもそも5が10になるやり方は?
ということも平行で考えて行くよう意識するようにしています。
そのアプローチ方法も持つことで、
2つのアプローチの押し引きのバランスを
そのときどきの状況によって見極めて判断し、
状況により適し、そして、
将来のポテンシャルを育てられる状態、
こちらをつくれると思うので。
*シンプルにまとめようとしたら、
自分自身の把握状況の確認もあいまって
思わずかなり長い文になってしまいました。。
シンプルにシンプルに。
もっとできるように努力します。