時計は追加タイムの目安となる4分を過ぎようとしていた。
1点を追う山雅の宮部選手は左から上がってきたクロスに合わせて右足を思いっきり振り抜いたシュート。
これで劇的な同点ゴールかと思われた瞬間。思わず立ち上がって万歳をしようとした・・・瞬間。
大宮の村上選手が体を投げ出して得点を阻止。
その後、無常にも試合終了の笛が鳴り響いた。
試合終了後の山雅各選手のコメントを拾うと、
霜田監督は「この小さな差が大きな差になった」と語れば
大内選手は「大宮はシーズンを通して徹底しているから結果を出している」。
村越選手は「クロスやシュートを打ち切れない場面があった。
ラストプレーも含めて、『勝ちたい思い』と『絶対に失点しない思い』が相手の方が上だった」
そして前節のFC岐阜戦では、相手をきりきり舞いにして光り輝いていた中村選手も、相手に対策を練られて、何度もボールロストを繰り返していた。
その中村選手のコメントは「マークを受けた相手が自分の得意なカットインに対応してきて止められてしまった。相手の方が上手だった」
と力なく語った。
勝者と敗者の間には、スコア以上に大きな差があったのではないでしょうか。
勝ち癖をつけていかなければ、昇格を目指すことは出来ない。
それが勝負の世界の習わしである。
昇格へ向けて「もう一つも負けない」
『勝者のメンタリティ』とは
「普段通りの力を発揮して当然のように勝利を手にするという思考」
気負わず
焦らず
平常心を保つこと
普段通りの力を発揮する
そして結果は付いてくる
そんな思考を身に着けるためには、
日々の圧倒的な努力が必要ということです。
小手先テクニックでなんとかしようという発想は逆効果。
なかなか一朝一夕で加えられるものではないと思います。
勝つためにやらなければならないこととは何か、
最後まで諦めない、気持ちと意志の力が必要となる。
勝ち続けることによってのみ、
勝者のメンタリティを身に着けることが出来るのではないでしょうか
あきらめなければ結果は必ずついてくる・・・と信じよう!
ここでまだ腐ってはいけない。