消費税という名の悪夢 その11

2020/08/30 22:10

§8 安部政治からの脱却

 これまで、自民党、公明党に投票してきた人々は、自民党、公明党、そして、安部晋三氏に散々までに騙されてきたことに、苛立ちを覚えるかもしれないが、それは、自分の人を見る目がなかったということかもしれない。

 そして、自分だけが良い思いをしたいという気持ちがある限り、このような手口で、再び騙されることになるであろう。

 それは、そもそも、日本国の政治というものは、主権者たる国民全員のことを第一に考えて行われるものでなければならないはずだからだ。

 つまり、国の政治というものにおいて、一部の人間だけが得をする、また、一部の人間だけが損をするような考え方は、極力、捨てなければならないはずなのである。

 特に、資本主義と民主主義を重視する、今の、日本社会において、富の分配という理念は、非常に大切なことであろう。

 つまり、国という組織においては、最も重要視されなければならないのは、国の福祉であることに他ならないと、私自身は想うのである。

 福祉とは、人々の幸福で安定した生活を公的に達成しようとすることである。

 その国の福祉を最も大切に考えて、自ら行動できる人こそ、一国の舵取りを任せるにふさわしい人物であることになると私は思う。

 今の自民党や、公明党の中に、そのような人物は一人もいないであろう。

 それは、自民党、公明党は、自分達さえ良ければいいという人間の集まりの党だからだ。

 それが、今回の、安倍晋三氏の政治姿勢には、顕著に現れていたことを、国民は全員皆、知っていることと思う。

 安倍晋三氏自身が、生活保護世帯への偏見を持ち、生活保護世帯への保護の支給額を減額したり、また、お年寄りに加入者が多い、国民健康保険税の大増税を行なったことは記憶に新しいが、このような国の福祉をも冒涜した行動は、決して許されるものではない。

 日本国民は、福祉と相互扶助の精神を大切に考えられる人間であると、私は信じているが、そのような国の主導者の犯した罪の数々は、決して許されるべきではないと、私は思わずにはいられないのである。

 私は、次の選挙では、必ずや、政権交代を実現することが、必要不可欠であると考えるが、それは、国の福祉を最も大切に考えられない人間に、この国を任せていたら、人々は、決して、安心して暮らすことも出来ないと感じるためである。

 この日本において、国の福祉を、最も大切に考えられる人に、私自身は、国会議員の職にはついてもらいたいと思うのであり、また、次の国の主導者にも、国の福祉を最重要課題として、国の政治に取り組んでもらいたいと、そう思わずにはいられないのである。