§.1 これからの時代に生きていくために必要なこと

 今現在、日本では、令和という新しい時代に入っているが、この令和の時代に生きていくために必要なことを、私なりの考察で、明らかにしたいと考える。

 まず、お金、仕事、人間関係、学び、健康、という5つの視点を持ち、これらについて考察していくことにしたい。

 まず、生活していくためには、お金が必要である。このお金を得る方法として、仕事や、投資があり、それを行うためには、ある程度の貯蓄も必要であろう。

 ただ、お金を得るだけならば、生活保護を受けるという選択肢もある。しかし、生活保護というのは、現在は、病気や障害を持つために働くことができない人が「健康で文化的な、最低限度の生活を営むため」の制度であり、人として満足のいく生活を営むためには、やはり、仕事や、投資を行うことが必要になってくると、私自身は、思うのである。

 しかし、仕事に関して言えば、自分の大好きなこと、自分の興味のあることを仕事にしても構わないのである。

 それは、日本人には、日本国憲法で「職業選択の自由」が保証されているからである。

 元来、日本人には、自己犠牲の精神というものが仏教の影響により、根強く残っていることと思うが、自分を犠牲にして徳を得るという考え方は、はっきり言って、今の時代には、ナンセンスな考え方であろう。

 今の時代には、ウイン–ウインという考え方の方が、遥かに素晴らしい考え方であると、私自身は思うのである。

 それらの考え方をもとにして、自分の大好きなことで、自分が本当にやりたいと思う仕事ができれば、その仕事を、自分の生きがい、つまり、人生の目的にもできるであろうと、私は思うのである。

 私自身は、現在、仕事は、会社員としての設備管理の仕事と、2つの研究所の所長、救済の会の代表、ブログ作成の5つの仕事を掛け持ちしており、私の趣味の、資格取得の勉強も、株式投資についての研究も、競馬の研究も行っているため、自分の大好きなことで、毎日、時間に追われながらも、とても充実した毎日を過ごせている。

 しかし、現在は、設備管理のプロフェッショナルを目指しているので、その仕事の優先度が高くなっていることは事実だ。


 アップルコンピュータの創始者である、スティーブ・ジョブズは、無償で、アップルコンピュータの最高経営責任者の仕事をしていた。


 彼が、自分の好きなことで無償で好きな仕事をできたのも、アップルコンピューターの創始者ということで、株式を取得して、その株式からもたらされる利益だけでも十分過ぎる利益が得られたであろうから、無償でも、自分の大好きな仕事ができたのかもしれない。


 私自身は、自分の大好きなことで、会社員としても仕事をしているが、それは、収入があるのとないのとでは、仕事へのモチベーションが、全く、違ってくるからである。


 今の会社での仕事は、はっきり言って、私にとっては激務である。一日、12時間の勤務で、夜勤もあり、月の休みも6日程度しかない。それでも、今の会社で、仕事を続けているのは、自分自身の目標、目的があるからである。


 私には、設備管理のプロフェッショナルになるという、目標、目的があるからだ。


 その目的だけは、決して、誰にも譲ることができない、私の夢なのである。


 私は、今現在、設備管理に関する資格の上位資格の取得を目指しており、そのためには、実務経験が必要だったため、会社員として、設備管理の仕事で、実務経験を積みながら、上位資格の取得を目指すとともに、設備管理の仕事で、プロフェッショナルの域まで達するために、設備管理の会社に就職して、仕事をする道を選んだのである。


 私が、大学時代に学んだ、物理化学の分野の知識を活かし、現在では、省エネルギーについての知識を生かしながら、これからの時代において、必要不可欠な知識を学びながら仕事をすることが、私が、今、最もしたいことであり、そのための経験を積むことが、今、必要だと自分で考えた末、今の職場に巡り会ったことが、私自身のやる気を目覚めさせてくれたとそう思っている。