「これからの時代を生き抜く知恵」(今の自分についての考察の必要性と、自分の生きがい、人生の目的を見つける旅に出るために...。)
松尾 浩一 著
まえがき
今の時代は、生きがいが、見つけにくい時代であると言われて久しいが、それは、人々の価値観の多様化が、自分の生きがいを見つけにくくしているためで、選択肢も非常に多く存在するため、自分の軸をきちんと持っていないと、自分の生きがいが何か判らないという状態になり易く、それがストレスとなり、鬱病などの病気に発展することもあるため、今の時代は、生きづらい世の中になりつつあると言われる原因になっているのかもしれない。
このような時代背景にある中でも、仕事を掛け持ちしながら、自分の趣味を持ち、精一杯、自分を謳歌して生きている人もいる。
私もその一人であると思うが、私が、今の生きる楽しみを見つけるに至った経緯には、紆余曲折があったことは事実である。
「四十にして惑わず」とよく言われるが、それが身に染みて理解できるようになったことで、私自身の人生の幅が増えたことが、一番の、自分の生きがい、つまり、人生の目的を見つけることができた要因であることと、私自身は思う。
私の現在の自分の仕事に関して言えば、自分の好きなことを軸にして、自分の興味のあることを仕事にすることで、仕事に対して、迷うことがなくなったことが、もっとも大きいのだと思う。
また、人間関係では、様々な人がいる世の中で、自分を軸にして生きるということを始めた途端、人間関係で悩むことが少なくなったこともある。人間関係で悩むぐらいならば、その仕事は辞めて正解かもしれないと思うようにもなった。
生きるためにお金を稼ぐと言うことも、必要であることは事実であるが、我慢の連続では、長い人生では、途中で息切れしてしまうことであろう。
ただ、がむしゃらに生きてきた、10代、20代、30代前半までの間で、私は、「学ぶこと」を決して辞めなかった。
学びの方法には、様々な方法があるが、私自身は、本を読み、考えることで、自らの学びを深めてきた。
そして、ある、一冊の本との出会いで、私の人生が、180度好転すると言う現実が、実際に起きたのである。
その本は、本田健さんの「きっと、よくなる!」という本であった。
この本との出会いで、私の人生は、180度、良い方向に、様変わりすることになったのである。
自分の大好きなことを仕事にするという考え方を、始めて、知ったことも、本田健さんの本から、実際に、私が教えてもらったことの一つであった。
それまでは、私自身、仕事とは辛いことを耐えながらやることで、お金をもらえるのだと思っていたのである。
しかし、それが、間違った考え方であるという、私にとって、新しい価値観を目の当たりにした途端、目の前が、ひらけていく感覚を、その時、覚えたのである。
それが、私が、成功した人生を歩むことになったきっかけである。
私のこれまでの人生において、これほどまでに、人や物に感謝したことはなかった。
私の今の人生を形作るきっかけを作ってくれた、この本と、本田健さん、そして、この本田健さんの本を紹介してくれた、当時のミクトモに、ここで、心から、感謝の気持ちを表したい。
本当に、あの時は、ありがとうございました!
著者 松尾 浩一 より。