お金の投資には、主に2種類の投資があります。

   それは、攻めの投資と、守りの投資の2種類です。

   まず、攻めの投資とは、積極的に利益を追求する投資です。例えば、株式、株式投資信託(アクティブ運用のもの)などがこれに該当します。

   そして、守りの投資とは、元本を守りながら、利益を得るための投資です。例えば、債券、債券投資信託、コモディティなどがこれに該当します。

   また、その中間の位置付けとして、バランス運用という考え方もできるため、バランス運用型の投資信託などがこれに該当します。

   これらのどのスタイルでお金を運用するかは、個人個人で取れるリスクによって、違ってくるのですが、リスクを多く取り利益を追求する人もいれば、リスクを出来るだけ取らずに、元本確保型の運用を好む人もいるということになります。

   また、投資時期によっても、どのような投資スタイルを取ることが良いかは、違ってくるため、
   一概に、どの投資スタイルが1番良いかは、個人個人で決めるしかないと思うのです。

   例えば、景気上昇局面では、アクティブ運用を積極的に行えば、利益を得ることができる確率は高いと言えると思いますが、景気後退局面では、アクティブ運用をしていても、あまり投資効果は得られません。

   逆に、景気後退局面では、債券やコモディティ(金など)に投資を行っていた方が利益になる場合があるのです。

   そのように、どのような、お金の運用スタイルを取るかは、個人個人で取れるリスクによっても違ってくるため、どの運用スタイルが良いかという判断は個人個人で変わってきます。

   ただ、景気上昇局面では、リスクを多めに取り、運用した方が、利益は得やすく、また、景気後退局面では、低リスクでも、利益が得られる場合もあるということになると思うのです。