『もしも義経にケータイがあったなら』(再読) | 赤と黒
2015-02-13 10:56:57

『もしも義経にケータイがあったなら』(再読)

テーマ:再読
 『もしも義経にケータイがあったなら』(鈴木輝一郎)

―あらすじ―
 輝かしい戦功を立てておきながらも、兄・頼朝に疑われ儚い最期を遂げた源義経。義経や木曽義仲といった人物達が犯した戦略的なミスとは。現代の経営・人事理論で読み解く義経失脚の謎。



 後白河法皇や鎌倉政権を会社に例え、人事権の大切さや「ホウレンソウ」の重要性を説くなど、一風変わった視点から書かれています。現代にも通ずる部分があり、思わず納得してしまう点も見られました。文体もざっくばらんに書かれており、さっくりと読むことが出来ます。メインの話ではありませんが、「頼朝の女好き」や「義仲の兵はなぜ逃げていったか」などについても書かれており、歴史モノとしても面白い視点がありました。

 2013年に読んだ当時も面白く読めましたが、昨年『新平家物語』(吉川英治)を読んだことで、義経らの行動経路や戦況、人事面などをより楽しんで読むことが出来ました。中でも、義経をギャンブラーと言い切るのは面白い視点ですし、梶原景時がブチ切れるのも分からいではないですね…義経とは一緒に仕事したくない。

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