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2016-01-31 10:41:38

『○○○○○○○○殺人事件』

テーマ:
 『○○○○○○○○殺人事件』(早坂吝)

―あらすじ―
 小笠原諸島の、とある孤島に集まった男女8人。島に着いた翌日に2人が失踪し、更には殺人事件が。タイトル当てミステリーが開幕する。



 またひとつ下らない作品を読んでしまった(褒め言葉)。

 タイトルが伏字ということもあり、当ててやろうと意気込んで読んでいましたが、解決編で予想の斜め上を行かれたため、タイトルはどうでも良くなりました。人に勧めにくい作品。

○○○○○○○○殺人事件 (講談社ノベルス)/講談社

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2016-01-28 11:05:24

『新訳 君主論』

テーマ:
 『新訳 君主論』(マキアヴェリ/訳 池田廉)

―あらすじ―
 中世ヨーロッパは各国が入り乱れて覇権を争う時代であった。イタリアに産まれた著者は、君主として如何に国を治めるかをここに著す。



 チェーザレ・ボルジアの若き日の姿を書いた漫画・『チェーザレ』(惣領冬実)を読んだことがきっかけとなり、ついには本書を読むところまでたどり着きました。

 前半では国の統治の種類(君主国、共和国など)について、後半では実際にどうやって国を治めていくのかについて書かれています。発行された当時は禁書扱いされていたようですが、君主としては市民には読んでほしくない内容です(変に読まれて自分の政策の悪さが露呈しては困る)。

 現代に通ずる部分もあれば、やはり時代的に合わない部分もあり、特に傭兵や同盟軍の是非といった軍隊について何章かが割かれてていたりと、戦乱の世に書かれた作品だと感じることが多々ありました。宗教が国の中心になっているというのも、当時のヨーロッパならではですね。また、君主のあり方について書いてあるのは当然ですが、そのために「統治される側=国民」についての冷静な分析が書かれていることも興味深いところです。この辺りは、やはり当時のヨーロッパの戦乱の中にいたからこそ著せる部分なのでしょう。

 しかし当時の時代背景が分からないと、せっかくのマキアヴェリの分析が理解できないのも確かです。私は『チェーザレ』の他に『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』(塩野七生)と『まんがで読破 君主論』を読んでから本書を読みました。

新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)/中央公論新社

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2016-01-25 08:49:31

『自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる! 』

テーマ:新書
 『自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる! 』(堀紘一)

―あらすじ―
 自分を変えるための読書術。。



 昨年12月に『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』(塩野七生)と『宇宙からの帰還』(立花隆)を読んだことがきっかけとなり、「読書の質」について考えるようになりました。今までは質より量を重視してきましたが、果たしてそれでいいのか、量を求めるあたり読みやすい作品に逃げていないか、読み終えることを第一とするあまり斜め読みになっていないか…自問自答の中で本書を手に取ってみました。

 本書では具体的に読書の素晴らしさを提示しています。社会人が読むべき作品として古典作品を推してくるのはこの手の本としてありがちですが、本書では生物学、歴史、軍事学、哲学も挙げています。特に「ビジネスマンは生物学を学ぶべき」というのは他に類を見ない、なかなか面白い視点でした。読んだあとに本が読みたくなる良書です。

 ただ、著者の自己主張がやや鼻につく。

自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる! (SB新書)/SBクリエイティブ

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2016-01-22 13:05:40

『今夜、すべてのバーで』(再読)

テーマ:再読
 『今夜、すべてのバーで』(中島らも)

―あらすじ―
 主人公の小島は35歳のアルコール中毒者。ついには入院とまでなってしまう。病院で出会った人々との交流、親友の妹・さやかからの叱咤激励、酒への未練…今夜、すべてのバーで。



 約8年ぶりの再読ですが、変わらず面白かったです。むしろ8年前に比べて自分自身がお酒を飲む機会・量が増えたこともあり、より親近感を持って読むことが出来ました(親近感を持ってはいけないような気もしますが…)。最後が爽やかに終わっているのもポイントが高いですね。

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)/講談社

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2016-01-19 09:19:56

『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』

テーマ:
 『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』(若林正恭)

―あらすじ―
 オードリー若林による雑誌連載のエッセイを、加筆修正で文庫化。長い下積み時代を経て"社会"に出た著者。それは世間離れした人間を育てるのには十分な期間だった。



 テレビ番組でも「人見知りキャラ」として出演している著者ですが、本書にはその自意識、劣等感、葛藤などが余すところなく書かれています。この本を本屋で手に取る時点で、多くの人は著者に好感や興味がある(著者と似た性格の人)かと思いますが、中身を読んでみるとより著者のファンになってしまうような本ですね。世間ずれしている自分自身を理解・共有・抱擁してくれるような作品です。「世間と上手く付き合えなくてもいいんだ」とのメッセージ性は、どこか『かもめのジョナサン』(リチャード・バック)にも通ずるものを感じました。

 「スタバでグランデと頼めない」という心理は私にもよく分かります。私の場合は、スタバでは「アイスコーヒーのトール」しか注文しません。アイスコーヒーのトールとさえ言っておけば大丈夫なのです。まずアイスコーヒーなら絶対に品切れもないですし。何とかフラペチーノとか、何とかキャラメルマキアートとかよく分からん。

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)/KADOKAWA/メディアファクトリー

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2016-01-16 11:24:45

『真理先生』(再読)

テーマ:再読
 『真理先生』(武者小路実篤)

―あらすじ―
 常に真理を追求する善人であることから、真理先生と呼ばれる人物がいた。そんな真理先生の元には、主人公を始め、多くの人々が慕い集まってくる。少し変わった人物も登場するが、この小説は、善人ばかりが登場する小説である。



 著者の作品と言えば『友情』が有名ですが、この『真理先生』も『友情』に勝るとも劣らない、素晴らしい作品でした。どの登場人物も前向きで、手本としたくなるような人物ばかりです。読んでいく内に、知らず知らず、自分自身(読み手)の襟を正してくれる小説でした。現実世界では登場人物が善人ばかりとは限りませんが、一人一人が考え方を少しずつ直すことで、こういった世の中を実現していきたいものです。

 でも中高生のときに読んだら鼻についていたかも知れない。

真理先生 (新潮文庫)/新潮社

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2016-01-13 09:45:59

『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』

テーマ:
 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(鴨志田穣)

―あらすじ―
 フリージャーナリストとして活躍していた著者はアルコール依存性となり、吐血や再飲酒の繰り返しでついにアルコール病棟に入院することになった。病棟で出会う多くの人々や、離婚した元妻との交流の中が著者を変えた。



 恐らく数年前に読んでも、この本の魅力を感じることはなかったでしょう。お酒をよく飲むようになった今だからこそ、この面白さと悲しさが理解できるようになったと言えます。最初の章で書かれる、生々しい現実と「奈良漬け」による冗談のような再飲酒。重たい内容ながらも、最後まで一気に読めてしまうのは著者の文章力ありきなのでしょうか。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。 (講談社文庫)/講談社

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2016-01-10 09:57:15

『約束の海』

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 『約束の海』(山崎豊子)

―あらすじ―
 海上自衛隊に務める花巻朔太郎二尉は、潜水艦「くにしお」乗務員として日本近海の警戒監視訓練をしていた。ある日、「くにしお」が漁船と接触事故を起こし、海難裁判に発展する。



 ついに著者の小説を全て読み終わりました(あとはエッセイが数冊)。

 未完の絶作として第1巻(1章)のみで終わっていることが非常に悔やまれます。戦争とは何か、平和とは何か、自衛権とは何か、1巻はそれらの答えを求めるための序章ではありましたが、この巻だけでも実に面白く読めました。中盤からは主人公の父の経歴にも触れ、巻末の「2章以降の構想」では大河的な小説になることが読み取れます。この続きが読めないとは…

約束の海/新潮社

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2016-01-07 10:29:54

『真田幸村 柴錬立川文庫(二)』(再読)

テーマ:再読
 『真田幸村 柴錬立川文庫(二)』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 智勇の将として家康に恐れられた真田幸村。彼には猿飛佐助のほか、真田十勇士なる、類まれな部下がいた。大阪城での決戦を前に、徳川軍、豊臣軍、ともにそれぞれの戦いが始まる。



 真田十勇士からの視点はもちろん、山田長政や後藤又兵衛といった人物をも主人公とした短編集です。シバレンらしく、どの作品も一風変わったラストを持ってきており、司馬史観とはまた違った、生々しい男たちの生き様が書かれていました。一番最初に収録されている真田大助からして壮絶です。この辺りはシバレン宮本武蔵に近しい気がする。

真田幸村 (文春文庫―柴錬立川文庫)/文藝春秋

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2016-01-04 10:26:17

『猿飛佐助 柴錬立川文庫(一)』(再読)

テーマ:再読
 『猿飛佐助 柴錬立川文庫(一)』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 智勇の将として家康に恐れられた真田幸村。彼には猿飛佐助のほか、真田十勇士なる、類まれな部下がいた。大阪城での決戦を前に、徳川軍、豊臣軍、ともにそれぞれの戦いが始まる。




 表題作「猿飛佐助」の他、戦国時代に活躍した人物たちそれぞれの短編が書かれています。佐助が武田勝頼の隠し子という設定を始め、著者独特の解釈による短編ばかりです。生きるためには身内ですら犠牲にし、お家のために母と子が交わることすら辞さない生き様。シバレンらしい、現代の小説家にはない魅力が詰まっています。

猿飛佐助 (文春文庫―柴錬立川文庫)/文藝春秋

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