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2015-08-29 10:08:14

『大岡越前』

テーマ:
 『大岡越前』(吉川英治)

―あらすじ―
 江戸時代の名奉行として知られる大岡越前。が、彼も青年期は決して真面目な人間ではなかった。その業が奉行となった彼に襲いかかる。



 かなりオリジナリティに富んだ内容の作品でした。遊び人としての大岡越前の姿は斬新というか、意表を突いてきたなあと。「難事件を見事に解決するような、名裁きのシーンが多いのかな」という、いわゆるドラマなどでよく見る名奉行のイメージで読み始めたため、意外な展開に驚きつつも最後の方まで目が離せずに読んでしまいました。ただ、ラストは惜しい展開で、やや尻すぼみに終わってしまったかなあと。勿体無い。

大岡越前 (吉川英治歴史時代文庫)/講談社

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2015-08-27 11:29:53

『ことばおじさんの気になることば』

テーマ:新書
 『ことばおじさんの気になることば』(NHKアナウンス室ことば班)

―あらすじ―
 NHKのラジオ番組「ことばおじさんの気になることば」を担当している梅津正樹アナウンサー。そんな「ことばおじさん」が気になる日本語を徹底追及。「雨もよう」は雨が降っているのか降っていないのか。「新年明けましておめでとう」はおかしい?



 内容としては、『その日本語、伝わっていますか?』(池上彰)に近い作品です。違いとしては、『その日本語~』に出てくる言葉は著者自身の業務内容と関連している場合が多いのに対し、本書では視聴者からのお便りが中心となっています。個人的には、「違くない」という言い方が以前から気になっていました。ただ、ついうっかり自分自身も使ってしまうことがあり、直そう直そうと思いつつ、無意識で使ってしまっています。

ことばおじさんの気になることば (生活人新書)/日本放送出版協会

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2015-08-25 11:04:35

『徳川将軍家十五代のカルテ』

テーマ:新書
 『徳川将軍家十五代のカルテ』(篠田達明)

―あらすじ―
 徳川幕府の歴代将軍15人に加え、徳川光圀ら3名の病歴から読み取る江戸時代。彼らは如何にして政治を行い、人生を生きていったのか。



 「カルテが載っているだけかな」と軽い気持ちで手に取りましたが、いざ読んでみると非常に興味深い内容でした。彼らのカルテから政治性を読み取るあたりは、アイディア勝ちといったところです。特に綱吉と忠臣蔵の関係性などは、初めて知る部分もあり、楽しんで読めました。徳川時代をざっくり振り返るのにも最適な1冊。

徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)/新潮社

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2015-08-23 11:01:57

『白い巨塔』(全5巻)

テーマ:
 『白い巨塔』(山崎豊子)

―あらすじ―
 食道噴門癌の手術を得意とし、マスコミでも脚光を浴びている財前五郎助教授。次期教授の座を巡り、現教授の東と財前は対立し、他大学からの推薦者を交えての教授選となった。それを知った財前は、義父の人脈と財力、OB会の後押しといったあらゆる策謀を武器として教授選に挑む。



 また強烈な作品を読んでしまいました。元々は3巻までが「白い巨塔」、4巻以降は「続・白い巨塔」だったようです。全3巻で終わる予定が、読者からの熱い希望により続編が書かれたとか。

 3巻のラストの内容で完結と考えると、これはあまりに衝撃的なラストです。他の山崎作品の主人公と比べても、財前が強烈なキャラクターだけに「ここで終わるのか!」と驚かされてしまいました。これは続編の希望も止むなしでしょう。いや、敢えてここで終わるのもありなのか…?

 5巻で最終的に完結しますが、このラストもまた独特の余韻が残ります。3巻までの内容から上手く展開を広げ、ついには決着が。読む前は、「有名ではあるけど病院モノって難しそうだなあ」と思っていましたが、(幾つか専門用語は出てくるにせよ)それは思い違いでした。中盤からは一気に読まされました。

新潮文庫「白い巨塔 全5巻セット」/新潮社

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2015-08-21 09:02:49

『黒田如水』

テーマ:
 『黒田如水』(吉川英治)

―あらすじ―
 豊臣秀吉の軍師として、時に彼を助け、時に彼に恐れられた男がいた。その名は黒田如水。戦乱の世に生まれた彼の、青年期を描いた物語。



 題名こそ黒田如水とありますが、実際にはあらすじのように、若い頃の黒田官兵衛の姿が描かれています。秀吉が姫路城を得るまで(本能寺の変の前年)であり、竹中半兵衛との友情や伊丹城での幽閉が主な場面となります。そのため、如水としての策士のイメージとはまた違った印象を受けました。全1巻のため、サックリ読めて読み応えがありますが、続刊で後半生も書いてほしかったですね。

黒田如水 (新潮文庫)/吉川 英治

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2015-08-19 11:40:19

小豆島・金刀比羅宮旅行②

テーマ:観光
 8/11(火)には金刀比羅宮へ。暑さと戦いながら、一気に石段を上がっていきます。

















 最後の力を振り絞って頂上へ。









 金刀比羅宮は海上交通の守り神であり、船の写真や道具が奉納してあることからも、現在過去を問わずに海洋関係者の方々の信仰を集めていることが伺えます。





 この後は京都へ戻るために青春18きっぷで移動。瀬戸大橋を渡り、岡山にて岡山ラーメンを食べて、広島名物の生もみじを買って帰りました(生もみじは阿闍梨餅みたいで美味しい)。どこに旅行に行っているのか。

 これにて今年の夏の一人旅も無事終了。来年はどうしよう。
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2015-08-17 14:24:26

小豆島・金刀比羅宮旅行①

テーマ:観光
 8/9(日)の深夜~8/11(火)にかけて、小豆島と香川県に行ってきました。『二十四の瞳』(壷井栄)の舞台巡りを目的に、映画版の舞台となった小豆島と、金刀比羅宮(作中の修学旅行で訪れる)を目指します。

 深夜1時に神戸港から小豆島への深夜フェリーがあるとのことで、今回はそれを利用しての出発となりました。22時頃に大宮駅から阪急電車で神戸三宮駅へ…と行く予定が、車内アナウンスで「梅田~神戸三宮方面が運休」との話が。復旧を待っていてはフェリーに乗り遅れる可能性があったので(復旧しない可能性すらあった)、急遽梅田駅で阪神線に乗り換え、何とか神戸、そしてフェリー乗り場へ。

 7:30に小豆島に着き、「二十四の瞳映画村」の方面へ。バスの時間が全く合わないため、約6㎞の道のりを歩くことに。去年も永平寺への道のり(約8㎞)を歩いたことを思い出します。











 途中、二十四の瞳映画村でボランティアの紙芝居をするというご婦人の車に乗せてもらい、「岬の分教場」へ。













 ここは映画で使われた昔の教室(実際の小学校)が一部残されており、当時の面影を残してくれています。このときは絵画展の展示場にも使われていました。

















 映画の撮影風景を撮った写真や、模型なども設置されています。









 続いて、700mほど歩いて「二十四の瞳映画村」に到着(9:30頃)。すでにシャツは汗だくです。









 ここは映画のセットのほか、大正ロマンを感じさせてくれるお土産屋さんや建物、レトロな看板があちこちに点在しています。まずは建物。









 そして看板。









 先ほどのご婦人に会いお礼を述べるとともに、ちょうど紙芝居が始まったので見学させていただきました(この日は香川県の小学校の集団遠足らしきものがあり、教室内は貸切となっていたため廊下より見学)。『二十四の瞳』をダイジェストにした内容でしたが、今日は通常とは少し内容が違ったとのことです。













 その後、渡し船にて対岸のオリーブ公園方面へ。『二十四の瞳』でも同じようなルートで渡し舟が使われています。









 さらに数㎞歩いて、フェリー乗り場から香川県へ移動となりました。この後は高松から屋島に移動してさぬきうどんを食しました(写真を撮り忘れておりますが…)。本当は栗林公園にも行きたかったのですが、あまりの足の疲労感と暑さに限度を感じ、早々にホテルに移動して、すぐに寝てしまいました。気付いたら次の日の7:30頃でした。
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2015-08-15 10:06:00

『二十四の瞳』(1954版映画)

テーマ:映像
 『二十四の瞳』(1954版映画)

―あらすじ―
 とある島の寒村に、新米の女性の先生、大石先生が赴任してきた。小石先生とあだ名された先生と、12人の1年生たちの間には、かけがえのない信頼があった。そうした温かい日常の中にも、戦争の足音が忍び寄る。そして十数年後、かつての教え子と再会した大石先生は、彼らの消息を知る――。



 名作、と言い切ってしまっても過言ではない作品でしょう。特に印象に残るのが、大石先生が自転車で颯爽と駆け抜けていくシーン(初登場シーン)です。小説でも同様の描写ではありますが、映像で見ると非常にインパクトがあります。これは島中の噂になって当然でしょう。モノクロ映画ではありますが、まるでカラーであるかのような鮮やかさです。そして生徒たちのあどけない笑顔。中盤で大石先生が、「あの子たちの笑顔を守りたい」とつぶやくシーンがありますが、まさにそう思わせてくれるような、可愛らしい生徒たちでした。原作の持つ魅力を十二分に引き出してくれていました。

木下惠介生誕100年 「二十四の瞳」 [DVD]/高峰秀子,月丘夢路,田村高廣

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2015-08-13 09:18:30

『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』

テーマ:
 『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』(蘇部健一)

―あらすじ―
 新潟と長野で殺人事件が起こった。捜査線上に浮かび上がったのは、美人の双子姉妹。しかし姉は人気天気予報士として、確実なアリバイを持つ。



 『六枚のとんかつ』の著者による、真っ当な時刻表トリックミステリですが、なにぶん『六枚のとんかつ』のイメージが強すぎるため、「普通の作品だなあ」というくらいの感想しか…ありがちなトリックだったのもマイナス。

長野・上越新幹線四時間三十分の壁 (講談社文庫)/講談社

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2015-08-11 10:49:12

『不毛地帯』(全5巻)

テーマ:
 『不毛地帯』(山崎豊子)

―あらすじ―
 第二次世界大戦終戦直後、ソ連軍に拘束された壱岐は、11年もの間シベリアに拘束された。帰国後、参謀であった彼の経歴が買われ、商社の近畿商事に勤務することとなる。



 元々は全4巻だったようですが、版の関係上、全5巻のもので読み終えました。

 1巻はシベリアでの生活からスタートし、2巻以降は商社マンとしてそれぞれの戦いの場へと赴きます。『沈まぬ太陽』に比べると1巻の内容が難しいため、2巻中盤くらいまでは読む手もあまり動きませんでしたが、商戦が白熱する2巻中盤以降は一気に読み上げてしまいました。

 自衛隊の戦闘機を巡る対決、自動車の合併策、そして石油の発掘商戦…商社マンとしての虚虚実実の戦いに加え、ただならぬ恋の行方が主人公の人生に絡んできます。ありとあらゆる策謀が飛び交う全5巻、壮大なストーリーでした。ラストもきれいにまとまっており、落ち着くべき形に落ち着いたかといったところです。

不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))/新潮社

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