2013-10-30 21:01:31

『新史 太閤記』(上下巻)

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 『新史 太閤記』(司馬遼太郎)

―あらすじ―
 農民の子として生まれながらも、日の本を統一した男・豊臣秀吉。"人たらし"の天才として、数多くの好敵手を倒して天下人になった秀吉の半生とは。


 何と面白いことか!

 天下人への階段を一足飛びに駆け上がっていった男の物語です。これほどまでに爽快な作品だったとは。特に信長が亡くなってからの、破竹の勢いとでも形容すべき高揚感。ページをめくる手が止まりません。生き生きと、常に前向きに目標に向かって生きていく秀吉の姿が実に恰好いいですね。晩年の狂乱も書いてほしかったような、ここで終わってくれて嬉しかったような。

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2013-10-27 18:41:13

『容疑者Xの献身』

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 『容疑者Xの献身』(東野圭吾)

―あらすじ―
 隣人の靖子に思いを寄せる数学教師・石神。天才的な数学の才能を持ちながらも、うだつの上がらない毎日を過ごしていた。が、石神はふとしたことから、靖子と彼女の娘が前夫を殺してしまったことに気付く。天才数学者が行った、完璧なる隠蔽工作とは。


 東野圭吾の作品は、10年ほど前に『放課後』と『怪笑小説』を読んだきりです。ガリレオシリーズも名前は知っていましたが、読むのは初めてでした。が、とにかく面白く、最後まで一気に読んでしまいました。最後の最後まで計算された石神の頭脳はもちろん、その"献身"にも驚かされました。湯川(ガリレオ)さえいなければ完全犯罪であったであろう計画は、圧巻の一言です。

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2013-10-22 22:30:53

『史記 武帝紀』〈四〉

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 『史記 武帝紀』(北方謙三) 〈四〉

―あらすじ―
 霍去病の死とともに漢の勢いは停滞した。帝は泰山封禅の儀式を行うが、司馬遷は儀式に参加できなかった父の遺志を継ぐ決意をする。そして若き力が台頭する兆しが。


 前巻で亡くなった霍去病に続くかのように、敵味方ともに多くの人物が亡くなっていきました。全7巻の折り返し地点に合わせたかのような展開ですが、登場人物の顔ぶれも変わり、物語も後半部分に入ってきたように思えます。ただ、史実通りならこの後は凋落の時代ですが…どのようなラストになるのか、楽しみなような不安なような。

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2013-10-19 20:14:40

『海底二万里』(新潮文庫 上下巻)

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 『海底二万里』(ジュール・ヴェルヌ 村松潔/訳)

―あらすじ―
 1866年、大西洋に現れた潜水艦・ノーチラス号。ネモ船長とともに海洋旅行が始まる!


 小学生時代に母から買ってもらった本の中の1冊にあった『海底二万里』。児童向けに翻訳された作品ではありましたが、今も記憶にある作品です。とは言え、細かい部分は覚えていないこともあり、今回改めて大人向けに翻訳された作品を読んでみました。

 海洋旅行の面白さはもちろん、ネモ船長とノーチラス号の謎にもグイグイ惹き込まれます。海底散歩のシーンや大タコとの戦い、南極でのアクシデントなど、ページをめくる度に冒険心を刺激してくれました。こんなにも面白かったとは…未知の海底へのロマンが溢れんばかりに詰まった名作です。

 私も子供が出来たら買ってあげたい。『八十日間世界一周』、『十五少年漂流記』といいヴェルヌは天才か。

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2013-10-16 17:45:19

宮城谷三国志 9巻

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 『三国志』(宮城谷昌光) 9巻

―あらすじ―
 三国志。


 1年振りの続刊です。

 関羽、曹操、劉備らが舞台から去り、三国志も後半に入ってきました。北伐を中心として話が進みますが、一方で曹操一族衰退の兆しが見えたり、孫権の未熟さが描かれます。諸葛亮の器量についても、あくまで人間らしい視点で描かれており、三国の終焉に向けて泥臭い話になってきました。

 先日、単行本は全12巻で完結となりました。そのため、文庫も残りは半年ごとに発刊されるとか。順当にいけば2015年の秋に最終巻が出るのでしょう。

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2013-10-13 19:17:28

『田村はまだか』

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 『田村はまだか』(朝倉かすみ)

―あらすじ―
 北海道にある深夜のバーで、小学校のクラス会の3次会が行われていた。40歳になる男女5人が、まだ来ない1人の男を待っていた。田村はまだか。


 何気ない日常を、実に面白く書いてくれました。盛り上がるシーンが特にあるわけではありませんが、読んでいく中でこちらも「田村は来るのかなあ」と気になっていく作品でした。

田村はまだか (光文社文庫)/光文社

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2013-10-10 20:18:09

『あわせ鏡に飛び込んで』

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 『あわせ鏡に飛び込んで』(井上夢人)

―あらすじ―
 表題作ほか、ホラー作品を10編収録した短編集。


 タイトルと表紙を見て買いましたが、思ったよりは怖くなく。適度な長さでそれぞれオチも上手かったのですが、記憶に残るような面白さではなかったかなあと。

あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫)/講談社

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2013-10-07 19:08:57

『草原の風』(上巻)

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 『草原の風』(宮城谷昌光) 上巻

―あらすじ―
 王莽によって漢が滅ぼされ、新の時代が始まった。劉邦の子孫である劉秀(光武帝)は、学問を修めるため都へと留学を始めるが…光武帝の若き日々の物語が描かれる。


 『呉越春秋 湖底の城』と同じく、ほとんど知らない時代の話にも関わらず、非常に面白くて2日で読めてしまいました。それこそ1巻では留学先で出会った人々との話がメインで、戦争や革命についてのストーリーはほとんど動いていないにも関わらずです。また、数々のエピソードや説明文が挿入されても作品としてのテンポが変わらずにスムーズに読むことが出来ました。それだけに著者の構成の巧みさが感じられる内容です。

 しかし挙兵までで1巻を使い、全3巻と言うことは、後半は結構駆け足になるのでしょうか?

草原の風(上) (中公文庫)/中央公論新社

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2013-10-04 15:56:18

『時計』

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 『時計』(吉村達也)

―あらすじ―
 中伊豆の森で発見された3人の死体。奇妙なことに全員の眼球が反転し、腕時計の時間が狂っていた。半月後にも同じ地域で異様な事件が起こり、電磁波研究者の清水教授は助手の神保真美と共に伊豆へと向かうが。


 『卒業』、『樹海』に続くシリーズ完結作です。『樹海』同様、あまり前作との繋がりは強くなく、この1冊だけでも読むことが出来るような内容でした。完結編にしては最後が曖昧な部分はありますが、陰鬱な終わり方だったのはホラーらしくていい終わり方でした。『樹海』と同じくSF要素が強いので、そこを受け入れられるかが、本シリーズを楽しめるかどうかのポイントですね。

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2013-10-01 12:10:19

『ガンジス河でバタフライ』

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 『ガンジス河でバタフライ』(たかのてるこ)
 
―あらすじ―
 20歳で一人旅に出た著者。初の一人旅である東南アジア旅行記に合わせ、インドへの旅行記を収録。


 破天荒でアグレッシブなエッセイです。時に笑わされ、時に切なくなる良作でした。タイトルと表紙が実に味があって素晴らしい。

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)/幻冬舎

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