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2010-10-31 11:47:40

『双調 平家物語』 9巻

テーマ:
 『双調 平家物語』(橋本治) 9巻

―あらすじ―
 保元の乱が終結し、全ては信西の元に。が、信西の前に中関白・藤原信頼が現れる。信西は『安禄山絵巻』を院に献上するも、その策は意外なる結末をもたらすこととなった。


 聞いたこともない藤原氏ばかりの内部争いも終局に向かい、平清盛も活躍を始め、面白くなってきました。言わば、やっと「平家物語」のスタートです。

双調平家物語9 - 平治の巻I(承前) (中公文庫)/中央公論新社

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2010-10-29 13:54:35

『『陰陽師』読本 平安の闇に、ようこそ』

テーマ:
 『『陰陽師』読本 平安の闇に、ようこそ』(夢枕獏編)

―あらすじ―
 人気シリーズの誕生秘話から、映画『陰陽師』主演の野村万斎と夢枕獏の対談。さらには映画第2弾の『陰陽師2』の第一稿原案と最終稿。そして、シリーズに登場した人物・作品詳解等をも収録。


 タイトル通り、陰陽師シリーズの読本となっています。映画は未見ですが、対談を読んだり原稿を読むだけでもワクワクさせてくれました。

 個人的に特に面白いと思ったのが、当時の食べ物についての考察です。平安時代などは、非日常の日(祭典の日など)については服装から食事、礼儀作法まで記録が残っているのですが、逆に普段の生活についてはあまり記録がないそうです。これは現代人でも、普通の日にわざわざ写真を撮らないのと似ていますね。

 晴明と博雅が何を肴にしながら世の中を眺めていたのかは、気になるところです。

『陰陽師』読本―平安の闇に、ようこそ (文春文庫)/文藝春秋

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2010-10-27 13:38:54

『陰日向に咲く』

テーマ:
 『陰日向に咲く』(劇団ひとり)

―あらすじ―
 連作短編集。「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。


 「芸人が流行にのって出した本か」と思っていたのですが、予想外に面白い連作短編集でした。すっきりと読みやすく、各話ごとにラストが一捻りしてあり、なかなか読ませてくれます。1話50ページ程度と、適度な長さだったこともあり、一気に読みきってしまいました。

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)/幻冬舎

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2010-10-25 13:29:31

『天平の甍』(再読)

テーマ:再読
 『天平の甍』(井上靖)

―あらすじ―
 奈良時代、高僧(鑑真)を渡日させようと唐へと渡った僧たちがいた。が、簡単に日本に帰ることも出来ず、あらゆる苦難が彼らを襲う。


 奈良時代、高僧(鑑真)を渡日させようと唐へと渡った僧の一人である普照や、彼と共に唐に渡った他の僧たちの話です。当然すんなりと行くはずも無く、唐での流転の日々や、仲間たちとの別離、海の恐ろしさなどが彼らを襲います。しかしそれでも日本へと渡ろうとする普照と鑑真の姿からは人間の情熱と意志を、一方で業行という僧の姿からは人生の無常を感じました。


 本書20ページで戒融という僧が話す真理は非常に同意させられました。名言ならぬ金言か。

天平の甍 (新潮文庫)/新潮社

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2010-10-24 13:17:59

『断る力』

テーマ:
 『断る力』(勝間和代)

―あらすじ―
 今、求められる力は何か。それは「断ること」。自分自身を律し、他人からの評価も落とさないための断り方とは。著者自身の経験則が読者を導く。


 どうも落としこめない(=理解できない)内容です。特に最終章では著者の経験による具体例もあまり挙がっておらず、答えが理想論のようにも聞こえてしまいます。まあそれまでの具体例もどうにも抽象的な例が多く、『自分をデフレ化しない方法』を読んだときのように、著者と私の視線が違うと感じてしまいました。読み物としては面白いのですが。

断る力 (文春新書)/文藝春秋

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2010-10-22 15:36:26

『陰陽師 鳳凰ノ巻』

テーマ:
 『陰陽師 鳳凰ノ巻』(夢枕獏)

―あらすじ―
 シリーズ第5弾。平安の京に巣食う妖怪変化の類に、安倍晴明と源博雅が立ち向かう。


 蘆屋道満との方術比べがメインとなっています。「何かの古典で読んだぞ」というような部分が出てきたり、道満が必ずしも憎めなかったりと、今回も楽しませてくれました。ややもすれば退屈な御伽噺に終わってしまいそうな内容ですが、これがどうして、非常に面白い作品になっています。

陰陽師 鳳凰ノ巻 (文春文庫)/文藝春秋

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2010-10-18 20:28:53

『秋期限定栗きんとん事件』(上下巻)

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 『秋期限定栗きんとん事件』(米澤穂信)

―あらすじ―
 昨年訪れた小山内さんとの別れ。そして連続放火事件が街を賑わす中、野心を胸に新聞部員・瓜野君が、とある疑惑を胸に小市民・小鳩君が、そして残酷なる企みを胸に小佐内さんが、それぞれに動き出す。


 衝撃の『夏期限定トロピカルパフェ事件』ラストからどう繋がるのかと、非常に気になっていた続編です。またしても小山内さんがやってくれました。特に下巻は放火犯の正体はもちろんのこと、小鳩くんの恋の行方や小山内さんの企み等が書かれ、最初から最後まで手が止まりません。手軽にサクッと読めてこの満足感。見事なエンターテインメント作品でした。

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秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)/東京創元社

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2010-10-14 14:54:13

『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』

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 『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(竹内薫)

―あらすじ―
 常識や先入観、固定観念、思い込み。果たしてそれらは正しいといえるのか。飛行機はなぜ飛ぶのか。全身麻酔が効く理由とは。「科学」=100%正しい、を覆す。


 有名な「飛行機が飛ぶ理由」で読者の興味を掴み、冥王星が小惑星になった理由やロボトミーが絶賛された時代背景などを分かりやすく教えてくれます。哲学的な話があったり、やや難解な部分もあり、全てが全て理解できたわけではありませんが、知的好奇心をくすぐってくれる面白い作品でした。

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)/光文社

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2010-10-12 14:45:03

『陰陽師 付喪神ノ巻』

テーマ:
 『陰陽師 付喪神ノ巻』(夢枕獏)

―あらすじ―
 シリーズ第3弾。妖(あやかし)が跋扈していた平安時代の京。陰陽師である安倍晴明と、彼の友人である武士・源博雅が数々の事件を解決していく。


 ゆったりとした雰囲気が心地よい、人気シリーズの第3弾です。過去に登場した人物が再び現れたり、藤原道長ら権力者が登場したりと、ますます筆が冴え渡っています。

陰陽師―付喪神ノ巻 (文春文庫)/文藝春秋

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2010-10-10 14:09:35

『風が吹いたら桶屋がもうかる』

テーマ:
 『風が吹いたら桶屋がもうかる』(井上夢人)

―あらすじ―
 牛丼屋でアルバイトをするシュンペイ。フリーターでありながら超能力者のヨーノスケ。パチプロ並の腕を持つイッカク。ヨーノスケの噂を聞きつけ、なぜか美女たちが次々と事件解決の相談に訪れる。ヨーノスケの超能力、イッカクの理論。彼らが導き出す驚愕の真実とは。


 第1話を読んだ時点で方向性が分かりますが、その方向性のまま最後までいってくれた嬉しい作品です。『六枚のとんかつ』にも似た、いい意味で笑って許せる小説でした。7話程度でサクッと終わっているのもいいですね。

風が吹いたら桶屋がもうかる (集英社文庫)/集英社

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