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2008-10-31 23:55:22

宮城谷三国志 2巻

テーマ:
 『三国志』(宮城谷昌光) 2巻

―あらすじ―
 三国志。


 宮城谷三国志、第2幕の始まりです。前半では外戚と宦官による政権争いが激化し、ついには終盤にて黄巾の乱が起こりました。そして曹操や孫堅、劉備、董卓らといった人物が舞台に姿を現します。じわじわと面白さが駆け上ってきました。

三国志〈第2巻〉 (文春文庫)/文藝春秋

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2008-10-30 02:41:29

『さらば国分寺書店のオババ』

テーマ:
 『さらば国分寺書店のオババ』(椎名誠)

―あらすじ―
 椎名誠の処女作。脱力感満載のエッセイ。


 車掌や警官といった「制服」の人々に対する怒りや、国分寺書店のオババへの観察、うに寿司を巡る攻防など、脱力感満載のエッセイです。今から20年以上に書かれた本でありながらも、どこか共感できる内容です。うに寿司の話などは、「何気ない日常をここまで面白く書けるのか」と思わされました。

さらば国分寺書店のオババ (新潮文庫)/新潮社

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2008-10-27 23:40:53

『試みの地平線―伝説復活編』

テーマ:
 『試みの地平線―伝説復活編』(北方謙三)

―あらすじ―
 「ソープへ行け!」、「勝負すること」…男たちのあらゆる悩みに対し、ハードボイルド作家・北方謙三が答える。全ての男に贈る一冊。


 雑誌で連載されていた人生相談コーナーをまとめた本です。「はじめに」では、男の価値観とタイトルにある地平線について書かれており、ハッとさせられるような内容でした。また、全ての回答から著者の熱さが伝わってきます。「男とは」といったテーマが常に根底にあり、エネルギーを感じる一冊でした。

試みの地平線 伝説復活編 (講談社文庫)/講談社

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2008-10-23 23:59:59

『絵島生島』(上下巻)

テーマ:
 『絵島生島』(舟橋聖一)

―あらすじ―
 人々の間に公然と「身分」が存在していた江戸時代、徳川幕府最大の不祥事とされる事件があった。大奥女中の筆頭である絵島と、人気歌舞伎役者である河原者・生島新五郎、その2人がまさかの恋に落ちる――絵島生島事件。身分に厳しい時代の「あり得ぬ事件」。そしてこの「あり得ぬ事件」が、徳川幕府に粛清の嵐を巻き起こすこととなった。


 近年のヒット作・『大奥』の舞台にもなった絵島生島事件です。僕は歌舞伎漫画・『かぶく者』にて絵島生島事件を初めて知ったのですが、そんな折、たまたま本屋で本書を見かけたので読んでみることにしました。

 上下巻で約1000ページとなかなか読み応えのある本でしたが、上巻中盤から面白さが加速します。下巻も一気に読んでしまいました。絵島と生島の恋、月光院と間部の淫行、天英院や宮路の暗躍など、それぞれの思惑が重なり、実に人間くさい物語に仕上がっています。終盤では保身と虚栄から敵味方でも立場が二転三転し、最後まで目が離せない終わり方でした。50年以上も昔に書かれた作品ですが、普遍の面白さです。

絵島生島 上巻 (新潮文庫 ふ 2-5)/新潮社

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2008-10-20 22:38:50

『QED~ventus~ 熊野の残照』

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 『QED~ventus~ 熊野の残照』(高田崇史)

―あらすじ―
 和歌山県の紀伊半島に位置する「熊野」。座するは熊野三山と称される熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社。そしてそれらにまつわる神々の逸話とは。牛王宝印に秘められた八咫烏の正体と熊野三山の謎を解く。シリーズ第10弾。


 まあいつもの通りの面白さでした。語り手を変えることで、いつもと違った感じで読めるのはいい工夫です(次回への伏線らしいですが)。個人的にあまり熊野に思い入れが無いため、熊野の謎は特別面白いとは感じませんでしたが、むしろ熊野よりも「もう一つの事件」の方が衝撃的でした。次巻は三種の神器らしいので、期待がかかります。あと新キャラクターが登場するらしいので、そちらも楽しみです。

QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫)/講談社

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2008-10-19 22:02:43

『風林火山』

テーマ:
 『風林火山』(井上靖)

―あらすじ―
 武田家に仕官してきた片輪の浪人・山本勘助。その容貌と性格ゆえに疎む者もいたが、武田晴信(信玄)に重用され腹心となる。そんな折り、勘助は諏訪頼重の娘・由布姫と出会う。由布姫の気丈さに打たれた勘助は姫を助け、姫を晴信の側室とし、やがて晴信と姫の間には四郎(勝頼)が生まれた。勘助は密かに勝頼を次期当主とすることを望みつつ、やがて川中島の戦いが近づいてくる。


 2007年の大河ドラマ・『風林火山』の原作です(未見ですが)。合戦のシーンよりも、由布姫や晴信を想う山本勘助の心情へと重心が向いており、勘助について浅学な自分でも楽しんで読むことが出来ました。勘助の熱い情熱と、一転して冷酷な現実主義者の一面が描かれており、ついつい先が読みたくなってしまいます。後半は盛り上げておいて幕を下ろした感じがあり、なかなか良い引き際だったように思いました。

風林火山 (新潮文庫)/新潮社

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2008-10-14 23:10:30

宮城谷三国志 1巻

テーマ:
『三国志』(宮城谷昌光) 1巻

―あらすじ―
 三国志。


 宮城谷三国志の開幕です。とは言え、この1巻の段階ではまだ「三国志」が始まっておらず、後漢中期から語られています。そして1巻を全て使い、如何に後漢が滅亡していったかが描かれました。しかし史実を淡々と描きながらも、いつの間にか引き込まれてしまうのは他の宮城谷作品と同様でした。北方謙三氏の歴史小説が熱く燃える作品ならば、宮城谷歴史小説は冷たく燃えるような作品です。2巻では黄巾の乱、いわゆる「三国志」がスタートするとのことなので、早く買ってこようかと思います。

三国志 第一巻/文藝春秋

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2008-10-13 21:41:03

『剣魔稲妻刀』

テーマ:
 『剣魔稲妻刀』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 「お前の振る剣には、非情がない。おのれ自身を、まず非情とせい」――秘剣・稲妻刀を伝授すべく、子に課せられた信じがたい試練(表題作「剣魔稲妻刀」)。剣の道に生き、剣の道に死んでいく人々を描いた短編集。


 シバレンお得意の剣豪小説です。表題作もそうですが他の作品も、剣の道に生きるがゆえ、非情で孤独を抱えた人物が魅力的に描かれていました。また、どの作品もラストにどんでん返しを持ってきており、最後まで楽しませてくれます。塚原卜伝の秘伝である「一の太刀」を教えんとする北畠具教、稲妻刀を伝授された息子が知る父の真の姿、人を愛するゆえに謀り事を巡らすお千世など、意外なラストが多かったのが特徴です。

剣魔稲妻刀 (ランダムハウス講談社時代小説文庫)/武田ランダムハウスジャパン

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2008-10-06 23:55:42

『贋作 天保六花撰(うそばっかり えどのはなし)』

テーマ:
 『贋作 天保六花撰(うそばっかり えどのはなし)』(北原亞以子)

―あらすじ―
 黙っていても女が放ってはおけない色男・片岡直次郎。酒の席での話から、貧乏御家人の入り婿になってしまうが、妻のあやめはかなりの美人で世間知らず。そんな妻の実家の借金返済のため、今日も直次郎は仲間と共に、悪事に手を染めることに。歌舞伎や講談で有名な「天保六花撰」の北原版。


 「天保六花撰」を題材にした話らしいのですが、寡聞にして「天保六花撰」を知りませんでした。しかしかなりアレンジされているらしく、原作を知らずとも面白く読めます。世間知らずであるあやのを上手く使い、緊張した場面であやのが登場させることで、上手く話に緩急がつけられていました。最後が少し切ないラストとなっており、余韻を持たせています。

贋作天保六花撰(うそばっかりえどのはなし) (徳間文庫)/徳間書店

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2008-10-06 23:45:22

『おらんだ左近』

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 『おらんだ左近』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 御三家である尾張斎朝(なりとも)の実子・斎正は、ゆえあって、おらんだ左近と名乗っていた。 長崎で剣を学び、さらに蘭学、医学を修めた彼は、道中で出会った平次と春太とともに江戸に向かう。しかし奇怪な事件が次々と彼らを襲う。連作時代小説。


 さすがのシバレン、安定した面白さでした。爽やかな主人公と、少し悲しいストーリーが上手く調和しています。第2話の「仇討異変」は特にやるせないラストとなっており、実にシバレン作品らしくて面白く読めました。ミステリー仕立てで、金に執着する人々を描いた「白髪鬼」も読ませてくれる作品でした。あまり登場人物同士のやり取りが無いにも関わらず、彼らが生き生きと感じられるのは見事です。

おらんだ左近 (集英社文庫)/集英社

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