2005-11-25 22:36:54

『墨攻』(小説)

テーマ:
 『墨攻』(酒見賢一)

―あらすじ―
 春秋戦国時代の中国に存在した、非攻と博愛を信念とした集団・墨家が、長い戦乱の中で墨家の内部からも変化を求める声が大きくなっていた。そんな折、趙軍にかこまれた梁城から墨家に救援依頼が来る。依頼を黙殺しようとする墨家の決断に背き、革離1人が梁城へ向かう。


 漫画版は読んだことはあったのですが、原作小説は未読だったので手にとってみました。160ページと非常に短いながらも、ラストが漫画版と違うこともあり、最後の最後まで楽しんで読ませてもらいました。主人公・革離の印象も両作品でガラッと変わります。短いページ数ながらも攻城戦の様子がしっかりと濃く描かれており、オススメの1冊ですね。

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2005-11-23 21:02:50

『項羽と劉邦』(全3巻)

テーマ:
 『項羽と劉邦』(司馬遼太郎)

―あらすじ―
 秦滅亡後に現れた2人の男――項羽と劉邦。覇を争った2人の英雄は、如何に戦ったか。


 三国志は様々な著者の作品を色々と読んでいるのですが、それ以外の中国史の作品にもチャレンジしてみようと『項羽と劉邦』を手にとってみました。項羽と劉邦、それぞれの対比が面白く、わくわくしながらページが進みます。百戦百勝の項羽が最後に負けたのは何故か、百戦百敗の劉邦が最後に勝ったのは何故か、「人間力」について考えさせられる作品でした。

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2005-11-17 21:14:46

『モルグ街の殺人事件』

テーマ:
 『モルグ街の殺人事件』(エドガー・アラン・ポー 訳/佐々木直次郎)

―あらすじ―
 モルグ街のアパートで発生した、親子惨殺事件。凄惨な現場の状況はとても理性のある人間の行為とは思えず、そして犯人の声をいた人々の証言には一貫性がなかった…警察が解決できないこの不可解な事件をオーギュスト・デュパンが解決する。


 海外小説にしては読みやすく面白い作品です。大概、海外小説は本筋と関係の無い情景描写がくどいのですが、この小説はあまりそのように感じられませんでした。作品としては、表題作である『モルグ街の殺人事件』はもちろん、『落穴と振子』と『早すぎる埋葬』という作品が特に面白かったです。どちらも、じわじわと死の恐怖が迫ってくるサスペンスです。短編なので、短くてサクッと読めるのも良いですね。

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2005-11-09 22:21:49

『一休』

テーマ:
 『一休』(水上勉)

―あらすじ―
 室町時代を生きた破戒僧・一休宗純。彼の生き様を描く。


 『狂雲集』や『年譜』といった歴史的資料から、一休宗純の姿を読み解く伝記文学です。引用や仏教用語が頻繁に出てくるのですが、それらの基礎知識がほとんど無いため、読み解いていくのが大変でした(まだしっかり理解出来ていない部分もありますが)。しかし、作者の考えも述べつつも一休についてしっかりとまとめてあるので、伝記としての完成度は高いと思われます。一休に興味のある人には一読をお勧めします。

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