今回の東北関東大震災の復旧で一番の問題のひとつ
である福島原発の問題。
東京電力への国民からの非難は多い。
想定外の災害とはいえ、問題を収束できない責任は
もちろん許されることではない。
しかしその原発によって国民は、豊かな生活ができて
いたのも事実である。
このような問題が発生することが現実となっても日本の
どこの原発も稼動を停止しないし、できない。
こんなに危険な状況を作る可能性がある原発であっても
撤退することなんてできないのである。
多くの便利を味わった僕ら国民は、節電の心がけくらいは
できたとしても、けっして電力の消費を半分にすることは
企業も含めできないことである。
話は東京電力のことに戻るが
ここで働く人にも家族や親族、友達がたくさんいるはず。
対応にあたる自衛隊の人たちも同じだろう。
不眠不休で事故の対応にあたり、何より命に関わる危険な
環境で仕事をしている。
それに対して僕らは「当然でしょ」とは思えない。
家族は心配でたまらないだろう。
毎日毎日が無事であることを手を合わせて祈るだろう。
日本国のリーダーたちは何をやっているのだろう?
現地、現場で動く人たちは、あなたたちの的確な
判断における指示を待っている。
日本国のリーダーたち頼みます。
世界は見ている。