明日まで仕事を休みにして、

ゆっくり猫と過ごしています。


昨日の昼間は食欲がなくて、

このわたしが食欲がなくなるなんて重症だ

と慌てたのですが、夜には回復し

夜食にラーメンまで食べちゃったデレデレ



今日は、横になって読書していました。


『マカン・マラン』

という本を、クライアントさんに

紹介していただいて読んでいます。

 


 


いま、4巻あるうちの、3巻目。


読むのがもったいないと思うほどの

極上の小説なので、大切に読み進めてる。



(以下ネタバレなしです)


東京の下町の路地の奥にポツンと佇む

"夜食カフェ"のマカン・マラン。


店主はなんと、バッチリメイクの

おかまの「シャール」

(おかま、というと怒られる。

品格あるドラァグ・クイーンだそうです)


そこにたどり着くお客さんたちの

運命を変える、

丁寧なお料理とシャールの言葉。



これは、カウンセリングだな、と

読み始めてすぐに思いました。


なにかがうまくいかない、

苦しさを抱えている「お客さん」の

ひとりひとりにぐっと感情移入出来るし、

シャールの言葉が心に染み入る。


美味しそうで丁寧なお料理は、

口のなかに味が広がるよう!




そういえば、わたしは調理師で

カウンセラーになりたての頃は

カウンセリングとともに、

ご飯を提供出来たらいいななんて考えてた。




そのひとのためだけの料理を出す

というのは、ふふさんの漫画の

『たまこ定食』もそういうかんじで

とっても好きなお話です。


 

 


今日、マカン・マランを読んでいたら

シャールの言葉に胸をつかれて

涙が溢れました。

「居場所なんて、どこかに無理やり見つけるものじゃないのよ。自分の足でしっかりと立っていれば、それが自ずとあなたの居場所になるの。要するに、あなたがどこに立ちたいかよ」



自分の足でしっかり立っていれば、それがわたしの居場所になる。



わたしは今、ここが自分の居場所だと

ようやく思うことが出来てる。


これまで、いつも、いつも、いつも

何をやっていても、どこかで

「ここは自分の居場所じゃない」

って感じてとても苦しかった。


苦しいから、居場所を探して

いろんなことをしたし

いろんな人と付き合ったけど

いつも「ちがう」と感じてしまって。



だけど今は思うのです。



あれぜんぶ、ちゃんとわたしの居場所だったよ。



だけど自分に自信がなくて、

居場所だと言い切れなかっただけ。


こんなもんじゃない!と

思いたかっただけの時もあったかな。


でもどんな場所でも、

自分で選んで立っていた場所なのだから

居場所に間違いなかったよね。



でもね、

「ここは居場所じゃない」

という思いがあったからこそ

今のこの場所にたどり着けたのも、事実。



それにわたしはこれからもずっと

一ヶ所に落ち着くことなく、

居場所を変えていく。



そのすべてがちゃんと「居場所」なんだと

思える自分でいたいなぁと心から思う。



要するに、わたしがどこに立ちたいか。



それをいつも思い描いて、生きていくだけ。




大切なことに気づかせてもらいました。


シャールさん、ありがとう。


マカン・マラン、行きたいよー!


自分の足で立つ!!




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