昨日に続いて、また展覧会の話題です。世田谷美術館で行われているエリック・カール展に行ってきました。誰もが子供の頃に夢中になった絵本『はらぺこあおむし』の作者です。
カラフルな絵が特徴ですが、あれは色柄をつけた紙をコラージュして作っているんです。単なる絵かと思っていましたが、原画を見て、その細かさにビックリしました。色彩の美しさ、深さに引き込まれました。動物たちの表現もユーモアがあって楽しいですよね。
驚いたのは、はらぺこあおむしの英語版初版は日本で印刷されたということ。当時、紙の大きさを変えたり穴を開けたりという仕掛けは採算が取れないため、出版が困難だったようですが、日本の印刷業者が引き受け、海外で売り出したそうです。その後何年か経ってやっと日本でも出版されました。
月曜にりんごをひとつ、火曜になしをふたつ、水曜にすももをみっつと、どんどん食べてどんどん大きくなって、やがて綺麗な蝶になるあおむしくんを見て、私もどんどん色々なものを吸収して、成長していきたいと初心(童心?)に返りました。