オススメの漫画があります。三宅乱丈先生の『イムリ』。最新刊21巻が出て、早速読みました。

三宅乱丈先生との出会いを作ってくれたのは、これまたamazonのオススメ機能。本当に感謝しています。最初に読んだ『ペット』という作品は、他人の記憶の中に入り込める能力を持った若者が働かされる組織の話で、とにかくダークで鬱々とした物語。でも、希望もあって、読む手が止まりませんでした。

『イムリ』は本当にスゴイとしか言いようがない。他人の心を侵犯する能力で階級社会を作り、他民族を支配するカーマという民族と、過去の戦争で使った「道具」によって特殊能力を得る原住民のようなイムリ、そしてカーマによって意思を奪われ働かされている奴隷階級のイコル、この3つの民族が複雑に絡み合う物語なのです。が、設定が複雑すぎてうまく説明できない。。とにかく面白いし、引き込まれます。
人を信じることはどういうことなのかとか、圧倒的な力を手に入れた時、その力が人を変えてしまうとか、色々なことを考えさせられます。核の傘の考え方にも通じる政治的な部分もあるのではないでしょうか。

とにかく悲しい、辛い場面もありますが、確実に希望があるので、読み進めたくなります。キャラクターも魅力的で、続きが気になります。そろそろクライマックスのようなので、尻すぼみではない終わり方を期待します。