こんにちは o(^▽^)o
群馬の城 6番目は小川城です
場所はみなかみ町で、前回紹介
しました名胡桃城に程なく近い所
にあります。
上越新幹線 上毛高原駅のすぐ
そばです。
歴史としては、概略以下の通り
です。
鎌倉時代より利根沼田一帯を支配
していた沼田氏は、一族や有力な
家臣を各地に配置した。小川氏も
その一人で小川城を築き付近一体
に勢力を広げた。沼田氏が滅亡し
てからは、小川城の主である小川
可有斎(かゆうさい)は真田方とな
って、天正七年から八年にかけて
真田昌幸の命により名胡桃城攻
略に大きな手柄を上げた。天正
十年武田氏滅亡後、可有斎は越
後に去り上杉景勝の家臣になっ
た。
案内板に詳しく書いてありますの
で、読み難いですが拡大してご覧
ください。
では城跡についてご紹介して
ゆきましょう
名胡桃城から移動する場合、上毛高原駅を
目指して国道291号線を車で行きます。
すると、進行方向と反対側(写真では右)
に小川城跡の「のぼり」と標識があります。
しかし、うっかりすると見落とすかも
知れません 。
(かく云う私も行き過ぎました )
こちらが本丸側です。
道路を隔てた反対側が二の丸側です。
つまり名胡桃城同様、道路で分断され
てしまった城です。
二の丸は畑と民家になっていて
史跡らしいものはあまり無いようです。
本丸へと向かいます。
すると目前に大きな堀跡が
期待が高まります (^-^)/
本丸西側の堀です。
高低差は3~4mはあるでしょうか。
深いです。
圧巻は、折のある虎口です。
ちょっと写真では判り難いですが。
それにしても、のぼりの数が
パンパないですね
こちらは、折を曲がった先の堀です。
上に昇り、本丸へと向かいます。
本丸はT字型をしていて、南側に
高台が出っ張っています。
下の写真はその高台にある
小さな祠です。
この高台は櫓台跡との説もあります。
↓こちらが本丸の全体です。
城跡にはあまり見かけないガードレール
が伸びており、その先に城跡碑が建って
います。
↓こちらが城跡碑です。
本丸の北側は、低いですが
土居の跡が残っています。
本丸の東側は一段低い郭
があります。ここも「笹郭」
と呼ばれています。
笹廓と本丸の段差です。
左が本丸、右が笹廓です。
笹郭の東端です。
ここから下は崖となります。
東端から見た風景です。
かなり高い位置にある城です。
余談ですが・・・
山の上にあるのに平地続きで端は崖。
このような城は平城とも平山城とも
山城とも呼びにくいため、
「崖端城」
と分類されています。
沼田城もこれに属します。
以上、城跡を一気に説明しました。
無名の小城でも、歴史もあり遺構も
残っていてとても楽しめます。
小川城、おススメです
では、また