トラベルノート フランス⑦ストラスブール(Strasbourg) | 細かすぎるオランダ紀行

細かすぎるオランダ紀行

2018.6 ~2023.9夫の転勤でオランダに。オランダのおすそ分けです。

フランス北東部のライン川左岸に位置し、グラン・テスト地域圏の首府でありバ=ラーン県の県庁所在地です。

以前はアルザス地方と呼ばれていました。

 

紀元前12年ローマ人が城砦を築き集落が出来、町となりました。

352年アレマン族(ライン川地域を原住地にしていたゲルマン人の部族連合)に襲撃されました。

9世紀フランク王国に帰属して神聖ローマ帝国に属しました。

毛織物と交通の要所であったことから町は発展しました。

のちに農業や印刷業も盛んになります。

宗教改革ではプロテスタント、カトリック双方を受け入れて教会が並んで建てられました。

17世紀ルイ14世が手を伸ばしフランス王国の領域に入りました。

19世紀普仏戦争でプロイセンが勝利し、第一次世界大戦ではフランスが勝利しフランス領となり、第2次世界大戦では戦火にあってドイツが占領、1944年連合軍が奪還しました。

ストラスブール大聖堂(ユネスコの世界遺産に登録されています。)

地元産の砂岩で作られています。

聖堂内に設置されている天文時計

美術館(左)

 

町は木組みの家が並んでいます。

カセドラル広場

町にはイル川が流れそこから分かれた水路も見られます。

 

水門がありちょうど観光船が通るタイミングで観光客が見守っています。

船のエレベーターを見ているようでした。

ポンクヴェール橋

イル川に13世紀に作られた防御を目的とした橋

 

写真ではわかりにくいですが4つの塔と3つの橋で構成されています。

お天気が良くてとってもきれいでした。

ポンクヴェール橋を見ていた橋ヴォーヴァン・ダム

17世紀に建てられた橋です。

 

ストラスブールのお土産は町の鳥コウノトリ、コウノトリをキャラクターにしたグッズやレッドワークと呼ばれる赤い糸の刺繍の雑貨などがあります。

木組みの建物と川が良く映える素敵な町でした。

 

 

読んでいただきありがとうございました。