4/19 山友2人と百里ヶ岳へ。


朝7時。出町柳で二人の美女をピックアップ。

ところが!一番近いMさんが来ない。

しばらく待つと電話がかかってきて

「今起きた~」とのこと。

家の近くまで迎えに行って、登山口までかっ飛ばす車


ガイドブックには小入谷集落からのコースが紹介されているが

今回は木地谷集落から入ることにした。

去年歩いた若狭駒ケ岳の稜線が印象的だったからだ。


木地谷集落からお寺の横の林道を北へ。

見れば林道に沿って延びる尾根に取り付く踏み跡がある。

これにしたがって登ってみると、尾根道に出た。

イワカガミが咲き始めている。


山のぼらーの山日記


エアリアには出てないが、後で調べたら

高島トレイルの地図には出ているようだった。

高度を上げると、辺りはブナ林に。



山のぼらーの山日記



1時間ほどで、標高450mを登り切って稜線に出た。

与助谷山(769m)だ。

ブナは雪の重みで倒されている。


山のぼらーの山日記

この県境尾根を西へと歩く。

花は、エンレイソウ、カタバミ。

左手に見える百里ヶ岳の北面が白い。

まだ雪が残っているのだ。


山のぼらーの山日記

P825に着き、ここから木地山峠へと下降する。

テープもあり、踏み跡もある。

尾根筋を下りきると、木地山峠。

峠のお地蔵さんが祀られていた。


ここから南へ延びる尾根を登って百里へ。

ガイドブックにはこの尾根が素晴らしいと書いてあったけれど

杉ばかりの暗い尾根。

時折左手に百里ヶ見える程度だった。

ところが、百里ヶ岳が近づくとぱっと植生が変わり、ブナ林。

美しい木立に見惚れていると、やがて山頂。12時10分。


山のぼらーの山日記

山頂は暑いので、ブナの木陰でお昼ご飯。

予定より早く到着したので、50分ののんびりタイム。


山頂からさらに南へ。

ここには一面のイワウチワ!

きゃあきゃあと写真を撮りながら、歩くと分岐がある。

これを左に折れて、シチクレ峠へ。

シチクレ峠には古い道標があった。

ここから南谷へと下りる。


エアリアには点線で書いてあるこのルート。

ネットの記録を読んでも「荒れている」との表記ばかり。

道らしきものは発見できず、そのまま谷へと下りていく。

谷の中ではなく、左岸の尾根を使って下っていく。

ここにもたくさんのイワウチワ!


山のぼらーの山日記

しかし、ここから斜面は崖となり、写真を撮る余裕が無くなる。

水音が聞こえ始め、谷に下りた。

沢岸をへつって歩くけれど、地盤がもろく、ザザザと崩れる。

おかしいな。これは谷を間違えたかもしれない。


GPSで位置を確認すると

あと100mも下りれば林道に出るところまで来ていた。

このまま沢沿いを下降し、やっとの思いで林道へ。

滝が無くて良かったなあ;;



山のぼらーの山日記

林道を1時間ほど歩いて木地山集落へ。

ブナ林あり、展望あり、冒険ありの楽しい山行でした。