私は自分の祖父母をリスペクトしています。

戦争を経験した祖父2人の詞を書きました。

よかったら読んでください。
曲はそのうちつけます。

「戦死せず生きた戦士」 作詞:湖春

戦時中、
じぃじは暗号班だった
文章の校正の仕事をしていたじぃじは
その能力を生かしたのだろう

じぃじは信じていた
この戦争はきっと終わると
配給された3枚のふんどし
1枚は戦争が終わって帰る時のためにはかずに取っておいた

じぃじは戦死せず生きた戦士
人を殺すのが戦士じゃない
生きることを見つめ重んじるのが戦士だ

戦時中、
おじいちゃんは軍医だった
きっと一生懸命ケガをした兵隊さんの
治療にあたっていたのだろう

おじいちゃんは思っていたのか
この戦争が終わったのちに
自分にはやるべきことがあると
やがておじいちゃんは心を診る立派な精神科医になり沖縄に病院を作った

おじいちゃんは戦死せず生きた戦士
人を殺すのが戦士じゃない
人を救い、志を成すのが戦士だ

戦死したわけでもなく、戦死せず生きたわけでもない現代の誰かは、なぜ戦争を肯定する?

現代の歌うたいには悲しいことはやめようと必死に伝える戦士がいて、
そんな戦士が今日も声を枯らして歌っている

2人の祖父は言葉で語らずとも
その生き様で教えてくれた
戦争などしてはいけないと

じぃじとおじいちゃんと戦争で亡くなったたくさんの人々が教えてくれたこと
それは戦争がどんなに辛いものか

戦争による人々の苦しみや死を目の当たりにしてきた私の2人の祖父

私が生きる時代にも未来にも、
こんな人々の思いが届くように
どうか届くように

私の2人の祖父は戦死せず生きた戦士