先日の日曜日、富士山の大きなつるし雲を丹沢の大野山からみることができました。イベントの手伝いをはじめた9:00頃は雲の中の富士山でしたが、うどんを作る手を止めふと顔を上げると大きな富士山とつるし雲が目の前に現れていました。

 山に風が当たって山頂を越えた風が波打って上昇するところに出現するのがつるし雲です。同じように長い時間同じ所に出現するので空から吊されたようだから「つるし雲」と呼ぶそうです。レンズ雲や笠雲の仲間の一つで、雲ができるのだからもちろん湿った空気の時にみることができます。

 富士山に当たった風が山頂を越えて発生したのでしょう。大野山もつるし雲が出現する前まではほぼ無風だったけれども、つるし雲が出現したあたりから風が吹き出し、ついにはイベントのテントを畳むはめになりました。

 つるし雲は風の流れの線上にいくつか現れたりして、イベントを終了した午後まで若干形を変えながらも出現し続けました。富士山の山頂上には笠雲のような雲や南側には山頂を越えた強風により吸い上げられた空気が作る旗雲のようなものも出現していました。

 この雲は笠雲と同じように天気が悪くなる前兆となります。朝の天気図では関東地方はまだなんとか移動性高気圧端に引っかかっていますが、その後ろには低気圧が近づいていました。翌日は低気圧の通過により東京の天気は悪くなりました。

 

富士山が現れました 

富士山が現れました

 

10:55 笠雲のようなもの旗雲も出ています

10:55 笠雲のようなものや旗雲の出ています

 

11:10 つるし雲が列になっています 

11:10 つるし雲が列になっています

 

14:00 形を変えながらまだ出ています 

14:00 形を変えながらまだ出ています

 

*参考文献 空の名前 高橋健司 光琳社出版 1997