上陽賦~運命の王妃~
【あらすじ】
2話 襲われた皇子
カシミヤタッチでチクチクしない
禁足中の阿嫵(あぶ)の元に、謝宛如しゃえんじょ(謝淵しゃえんの娘)がお菓子を作ったと訪ねてきた。
「あさっての旧正月は、町中が彩られる。一緒に見に行きましょう」と阿嫵を誘う。
蕭綦(しょうき)は、丞相からもてなしたいと灯籠祭りに招かれた。
灯籠祭りの日、阿嫵は屋敷の木に登って塀にたどりついたが、足を滑らせ落ちてしまう。
落ちた阿嫵を、子澹(したん)が受け止めた。
宛如ではなく、子澹が来る手はずだったのだ。
仮面を被って、手を繋ぎ灯篭祭りを楽しむ2人。
同盟を結びたいと言った丞相の、腹のうちが読めない密会が終わり、蕭綦は灯籠祭りを見物していくことにした。
阿嫵と子澹は、川に灯篭を流して願い事をする。
突然、川の中から刺客が現れ、逃げる2人。
襲われそうになったところを、蕭綦が現れ助ける。
刺客は逃げていった。
子澹はお礼を言い、「あなたがたは?」と聞くが
蕭綦は「皇都へ来た見物客です」と、去っていった。
阿嫵を屋敷まで送ると、子澹は
成人の儀で渡すはずだった、かんざしを阿嫵の髪にさした。
嬉しそうな阿嫵。
こっそり自分の部屋に戻ると、皇后が待っていた。
皇后は、皇太子との婚礼を命じてきた。
阿嫵は、子澹から婚約の印にもらったかんざしを見せて、離れませんと皇后に宣言する。
何を言っても聞かない阿嫵に、皇后はついに手を挙げそうになる。
皇后が帰るところで、兄の丞相・王藺(おうりん)が帰ってきた。
皇帝が王氏を警戒し、謝氏と手を組み圧をかけていると、皇后は兄に訴えるが、丞相は何か考えがあるようだ。
謝貴妃が陛下に、息子の子澹が刺客に襲われた事を伝え、泣きながら「子澹をお守りください」とお願いする。
陛下は刺客の件について激怒し、
太傅・顧庸(こよう)に刺客事件の調査を命じる。
陛下は明らかに皇后を疑っている様子。
殺されて見つかった刺客は、一撃で絶命しており、玄人の仕業であり、刺客の顔立ちから異民族だとわかった。
調査を任された太傅・顧庸は、異民族を探して妓楼を捜索する。
女主人が入らせない怪しい部屋には、第二皇子の子律(しりつ)がいたのだ。
謝淵(しゃえん)は宛如(えんじょ)に、皇帝は宛如を蕭綦(しょうき)に嫁がせたいと考えていると話す。
宛如は「娘を寒門出身の人殺しに嫁がせると?」怒って出て行ってしまう。
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【感想】
子澹を狙ったのは、皇后なのか。
陛下は皇后が犯人だと思っているなら、なんで王氏派の太傅に事件を任せたのか。
なんで妓楼に、第二皇子がいたのか
気になります。何か関係あるのかしら。
犯人が皇后なら妓楼のシーンいるのかな
気になることだらけです。
阿嫵と子澹は幸せそうだけど、なんだか結ばれるのは難しそうな予感。
結ばれてほしいけど…