洗面台の掃除が劇的に楽になる
ミーユエ～王朝を照らす月～
【あらすじ】
４話 自由な日々
２WAY前も後ろもOK ぽわん袖
莒姫(きょき)が先王にお伺いを立てる。
莒姫は白い布で首を吊っている。
布には “ユエと戎(じゅう)の殉死を望むか否か”と書かれており、 それを見た威后(いこう)は「さて先王は、どうお答えになるか」 とつぶやく。
その瞬間、部屋にあった火鉢の甲羅に異変がおこり、甲羅には“否”の文字が！
それを見た臣下たちが、「先王ご降臨」 「先王が降臨なさった」次々とひざまずく。
威后もひざまずき、皆に合わせるしかなかった。
「先王が二人の死を望まぬのなら、 殉葬者から外しましょう」 と威后。
威后は「忌々しい女」と莒姫の遺体を睨みつける。
莒姫はミーユエに手紙を残していた。
「 最後に一つだけ言わせて。 あなた方を威后に対する手駒にしていたけど、 それでもやはり、 我が子同然に思っていた」 と。
それを読んだミーユエは「義母上…」と涙を流す。
ミーユエたちに、「先王の陵墓を守り、しっかり供養せよ」と陵墓へ行かせる威后。
莒姫が残した家で、鄭(てい)さんというお爺さんが、ミーユエの弟の魏冉(ぎぜん)をお世話をする。
威后は自害した斉妃の娘、茵公主(羋茵びいん)を「利発な子だ」と、娘の羋姝(びしゅ)の遊び相手にする。
ミーユエと羋戎と葵姑(きこ)は、陵墓にある小さな一軒家で、助け合い楽しく暮らしている。
女医の摯(し)先生に薬草の事を教えてもらい、 葵姑には排簫(笛)を教えてもらいながら成長していく。
１０日に一度、陵墓に書物を持って来る黄歇(こうあつ)。
ミーユエが、色々と学べない環境にある事を気にしている。
王宮では、妃選びが行われていた。
大王は雲珠という娘に、「余から何かにおうか？」と聞く。
雲珠は、何度聞かれても首を振るが、息を止めているのを気付かれ、 大王を怒らせる。
次に鄭袖(ていしゅう)という娘が 「余から何かにおいがするか？」 と聞かれる。
鄭袖はしっかり息を吸い込み
「特別なにおいです」
「大王だけが持つ威風堂々としたにおいでございます。 他の男にはない香りです」と答える。
大王は喜び 「ならばお前は、余のにおいが好きか？」と聞く。
鄭袖はまたしっかり息を吸い込み「大王のにおいを嗅ぐと、足腰の力が抜けそうです」 と答える。
大王は大喜びして、「これだけの女の中で、 お前だけが余を理解しておる」と鄭袖の肩を抱く。
年月が過ぎ……
美しく成長したミーユエ。
「ユエは本当にきれいだ」と黄歇。
王族達が、先王の供養のために陵墓を訪れる。
大王と南后になった鄭袖は、腕をからませ2人の世界。
威后は鄭袖を後方へ追いやる。
拗ねた鄭袖は抜け出して、ミーユエ達が暮らす家のほうに歩いていく。
家の前にあったサソリ草を触ると痛みが走り、鄭袖の手が腫れてしまう。
帰ってきたミーユエが、薬草を傷口におおう。
ミーユエは
「母は威后に、この草で陥れられた」
「母は向妃、もう死んだわ」
「威后に父上の供養を命じられた」と 鄭袖に話す。
助けてくれたミーユエに鄭袖は「このお礼は、いつか必ず」と言って立ち去る。
陵墓の儀式を抜け出し、羋姝がミーユエ達が暮らす家にやって来る。
羋姝は弟の羋戎の将来を考えて、王宮に戻るようにミーユエを説得する。
その様子を見ていた羋茵。
羋姝がいない事に気付いた威后に
「姝は引き止められています」
「無教養で粗野な女の仕業ですわ。 このままでは姝が感化されてしまわないか心配です」と羋茵。
ミーユエと羋姝が座り込んで話していると、威后が現れ
「姝を堕落させようとするとは」
「祭礼が始まっているのにおしゃべりとは」
「礼節を軽んじるのは、ユエの影響ね」と、ミーユエをひざまずかせる。
そこに葵姑と戎が走って戻り、ひざまずいて「ユエ公主の過ちは、私の過ちです。お許しを」と訴えるが、 葵姑に杖罪２０回を命じる。
罰を受けた葵姑に謝り、威后を許さないと言うミーユエ。
葵姑は「あの女の心は、よく分かります。 あなたの母上や莒姫を殺し、 あなた方も葬り去るつもりです。 何としても王宮へ戻り、 王族や臣下に、存在を見せつけるのです。 王宮に戻り数年我慢して、戎が領地を得たら、 そこで静かに暮らすことができます」と諭す。
「戎のため、私たち全員のため、耐えてみせる」 とミーユエ。
夜の王宮。
鄭袖の寝屋を訪れた大王に
「ユエ公主と戎公子をどうなさるのですか？」 と鄭袖。
鄭袖は
「陵墓でユエ公主に救われました」
「威后は、あの姉弟に対して厳しすぎます」訴え、
「大王のご兄弟に、王族たる教育を見につけさせぬとは、礼節を欠いております」と諭す。
大王は「もっともだ、すぐにでも王宮に帰そう」と約束する。
羋茵が威后の肩を揉んでいると、侍女がやって来て、ミーユエたちが王宮に戻る事を伝える。
「寵臣、屈原の提言とあらば、大王が従うのもしかたない」と威后。
羋茵は
「ご心配なく。ユエたちを、痛めつけてやる機会です」
「今までは自由気ままでも、 後宮を司る母上の前では、同じでいられません」と、威后と微笑む。
「茵は私を喜ばせるのが、本当に上手だこと」と威后に言われ、喜ぶ羋茵。
エンボスシリーズ＊シワにならない
【感想】
せっかく、静かに暮らしていたのに…
ミーユエが憎くてたまらないのね、威后
予想通り、そこに羋茵もくわわってるし。
王宮に戻る事になったミーユエ達。
嫌な予感しかないです
南后・鄭袖が味方になってくれれば、威后と羋茵に対抗できそうだけど…
そして、
やっと登場のスン・リー(孫儷)
思わず、「本当にきれいだ」と言ってしまう黄歇の気持ちわかる～
黄歇はホアン・シュアン(黄軒)ですね。
【女医明妃伝～雪の日の誓い～】で
皇帝・祁鎮の弟 祁鈺の人です。
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