丼ぶり・うどんチェーンなか卯。コロナ禍でも24時間営業だ。しかし深夜労働の人も居るので、一部の店の開店は許されるかも。

 

カトラリーは超シンプル。

 

何故なか卯に入ったかというと、この広告が気になったから。贅沢!天然大粒イクラ丼豪快盛1800円。うどん・丼チェーンではありえない値段設定。
 
お金の神様邱永漢先生によれば、安い店で高い物を頼むよりも、高い店で安いものを頼む方がお得感がある、何故なら店のプライドがあるからとの由。しかし近年は吉兆のささやき女将とか、高級ホテルの芝エビ・バナメイエビ取り違え事件を考えると、必ずしもそうとは言い切れない。
 
さらになか卯事情通によると、イクラ丼は昔からあって結構食べるのだが、値段の限界があるので、イクラの量が少なすぎると言っていた。このメニューはそんな人々の心の叫びを具現化したものだ。

 

運ばれてきたイクラ丼豪快盛。確かにイクラの量は多い。

 

ただバイトのお兄さんがイクラを盛るので、ビジュアルのデリカシーは無い。オッサンの一部はこの盛り方だと怒るかも。

 

イクラの粒は不揃いなので、これは天然イクラで間違いない。

 

美味い!思っていたより明らかに美味い。イクラは塩から過ぎずなかなかいい。リピートするかも。

 
おそらく不況で天然イクラが全然売れないのを見たなか卯の担当者が、超大量に買う事でかなりの低コストでイクラを調達したのだろう。売れ残ったイクラを処分できるので業者は喜び、イクラは高いものだという刷り込みがあるので、強気の値段設定でなか卯も喜び、比較的低価格でイクラを大量に食べることが出来て客も喜ぶというウイン・ウインの関係。やるなあなか卯。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。