こんにちは(^_^)
今回は看護師の瀬戸が担当致します
皆さん、「耐性菌」という菌をご存知でしょうか
毎日30度越えの日が続き、蒸れやすい時期になってくると、
膿皮症(皮膚にもともといる菌が悪さをして細菌感染を起こす)などの
皮膚のトラブルが多くなります
例として、
病院を受診し、細菌をやっつける為に抗生剤のお薬を
3週間飲むことになった
抗生剤を飲み始めて1週間で皮膚の状態が改善したので、
病院に行かず、お薬をやめて様子をみることにした
しばらくして再び症状が出てしまった
また抗生剤を飲み始めた
このように、抗生剤を飲んだり飲まなかったりを続けると
抗生剤が効かない強い菌が出てきてしまいます
それが耐性菌です
耐性菌が出てしまった場合は、「細菌培養同定検査」という
どのような菌がいるのか検査をし、その菌に対してどの抗生剤が
効くのかを調べる「薬剤感受性検査」をして、治療を始めなけばいけません
3週間で治るはずが、耐性菌が出てしまうと治るのが何週間も
長引いてしまいますので、お薬はしっかりと飲み切って早く治すように
しましょう