最近経営系の小冊子を作っているので、
ブログでも、経営のネタが続きますが・・・
店を経営していく場合に、大切なのが、
その店の特徴、または売りを明確にする事です。
特に個人サロンの場合は、USPを明確に打ち出さないと生き残れません。
(勝ち残るんじゃなくて、生き残る。 う～ん我ながら深いな
）
その辺の話は、また次回にさせていただくとして、
問題は、そのUSPが自分の好きな事、得意でなかった場合は？
という事です。
-----------------------------------------
先日ある知り合いのサロンに行った時の話です。
そこは同じ「小顔矯正」を広告で謳っていたサロンでした。
どういうカウンセリングや施術をするのか、期待していましたが、
施術は顔をすると言うより、骨盤をメイン施術をしていました。
もともとカイロの先生なので、
背骨とか骨盤などの施術は得意だと思うのですが
お客さんは、小顔矯正で来院しているので、
「なんで腰を触っているの？？？」
という顔つき・・・。
もちろんその先生は、腰を触ってる理由を話しながら施術はされるのですが、
受けていいるほ方は、なんとなく納得していない様子。
最後に、顔の引き上げとかマッサージをして施術は終了。
「いかがですか？顔が引きあがりましたね
小顔になるためには、骨盤がすごく関係してるので、
もう少し骨盤の歪みを治した方がいいですね。」
「・・・はい・・・」
-----------------------------------------
このサロンは「小顔」というメニューで特徴を出して、集客をしていたのですが、
先生の得意な事は、骨盤矯正だったんですね。
だから話す内容や施術が、小顔より骨盤矯正に
偏りがちになっていました。
そうなると患者さんは小顔で来ているんだから、
納得出来ませんよね。
もちろんプロ的に言うと、小顔と骨盤は、切り離せないぐらい関係していますが、
普通の人は、頭で理解できても気持ちが付いていけないと思います。
このお客さんは、次回の予約は取らずに帰られました。
この先生のミスは、小顔で店の特徴を出そうとしたまでは良かったのですが、
思いが軽いために、お客さんにも受け入れてもらえず、
店の評判も落としてしまった事です。
やれやれ 
困ったことですが、意外とこれをやっている所って多いんですよね～～