黄金保育園は、鶴岡市の南西部に位置する自然豊かな「金峯山」のふもとにあります。田んぼ、水路、竹林、山から流れてくる川、滝、山の斜面・・・子どもたちは、日常的に金峯山の豊かなフィールドの中へどんどん出かけ、四季を通して、自然にどっぷりと浸かって遊びを楽しんでいます。
➡黄金保育園のフィールドを詳しく知りたい方はこちら。
晴れていると、山に出かけたくなるよね。だって楽しいんだもん。ねえ!あそこ見て!葉っぱが光っているよ!綺麗だね。
泥って気持ちいいんだよ。一緒に寝てみようよ!暖かいとこもあるし、冷たいとこもある。泥って不思議だ。
☆夏☆
暑い日は、冷たい水が流れる川に行きたくなる。滝でびしょびしょになるのもいいね。最初は入るのちょっと怖かったんだけど、入ってみたら楽しい!気持ちいいよ!ねえ、一緒に入ってみよう!!
☆秋☆
お兄ちゃん、お姉ちゃんみたいに山登ってみたいな。滑るし、力を入れないと落ちそうになる・・・。でも、登ってみたいんだ!!
今日はちょっと寒いから焚火しない?じゃあ、葉っぱ集めてくるよ!みんなで火を囲むとゆっくりするね。
☆冬☆
雪が積もったら腰に肥料袋を巻いて山へ出かけよう。それとも、雪の積もった冬の山を歩いて登ろうか。雪ってよーく見ると、キラキラしているんだよ!ほら、見てみて。
☆黄金産をふんだんに使った食事☆
黄金保育園では、地域で取れた“黄金産”の食材をふんだんに使った食事を提供しています。地域の方にご協力いただきながら、孟宗堀りや米作りを経験するだけでなく、園庭や畑でもたくさんの野菜を子どもたちと栽培し、給食やおやつで提供しています。
散歩に行った時に採ってきた山菜などを食事の時に子どもの前で調理したり、園の畑や園庭で子どもたちが栽培した野菜などもクッキングしたりして楽しんでいます。
☆子どもの「思い」を基盤とした保育☆
私たちは、子どもの「思い」を基盤とした保育を大切にしています。子どもを主体と考え、「子ども一人ひとりが園の創り手となり、一人ひとりの声が園を(いずれは社会を)創っていく」という考えのもと、生活や遊びの中で、子どもも大人も話し合いや対話、応答的なやり取りをしながら、園にいるみんなが自分の思いや考えを出し合い(赤ちゃんなら泣くという方法で表現しますね)、子どもも大人もお互いを尊重し合える関係を築いています。
子ども達は、自然の中で遊ぶことが楽しいから大好きです。楽しいから、自分の全ての力を発揮して時も忘れて遊び込みます。遊び込む経験を通して、子ども達は、自分がこの世界から受け止められており、ここに存在してよいことを感じます。その結果、自己肯定感であったり、人への信頼感であったり、ものの性質の気づきであったり、健康な心と身体を育んでいきます。好きなことに夢中になる経験は、これから予測不可能な未来を生きていくことになる子どもたちにとって、とても大切なことです。黄金保育園では、子ども一人ひとりの“好き”を大切に「自分が自分らしく未来を切り拓く力」を育むことを真ん中に、毎日生活しています。