おなかがすいた日本人の胃袋を支える元ホームレスの「アメリカ人」 | 五右衛門風呂って気持ちよかー

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首都圏で年末年始に向けたアルバイトの争奪戦が飲食や流通業界で加熱している。

人手不足で書き入れ時のクリスマスイブの12月24日を休業日とする居酒屋もあるそうだ。

 

最近都会では、人手不足が叫ばれ、コンビニ当たりではバイトが全て外国人何て話も聞く。

 

自分の住む佐世保でも、コンビニでたまに外国人を見る事はある。

が、 ”深刻な人手不足” といった実感はあまりない。

 

ただ、程度差こそあれ、今後日本全体で働き手が少なくなっていくのは間違いない。

 

色々な意味で、”従業員にとって魅力のある企業” だけしか生き残って行けないのかもしれない。

 

 

よーーーし、今日はタイトルについて書こう。

 

先日、ネットを見ていて、このアメリカ人の事を知った。

 

日本最大のフードバンク 「 セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ) 」 の創設者でCEOのチャールズ・マクジルトン氏54才。

 

国内の1300社以上の企業・団体と提携し、毎年470万食をおなかのすいた人々に届けるまさにスーパーマン。

 

提携企業の中には、西友、サントリー、ニチレイ他大企業も名を連ねる。

 

 

外国からこれでもか、これでもかと食品を輸入し、

これでもか、これでもかと無駄に捨てる国 「日本」 。

 

戦後の食糧難を知る死んだ親父は、

「こんなに食料を無駄にしていたらいつかバチかぶる」

よくそう言ってたっけ。

 

 

このチャールズ氏、自身も最初は無償で食料を提供する事に抵抗があったそう。

「援助は相手の尊厳を奪い、その人達の自立を妨げるのでは?」 と。

 

だが、自身も実際ホームレスとなりその生活を経験すると、

(相手の尊厳を奪う)といった考え方は、おなかいっぱい食べられる人たちの、ある意味では”ぜいたく”な考えだと思う様になったという。

 

また、活動をする上で、食品を提供する企業、2HJ、提供を受ける人達。

その三者は対等であり、上下関係はない。

 

”食べらますって。渡しますって。ただそれだけ” という姿勢を徹底して貫いているそうだ。

 

 

自分の年代より上の世代は、食べ物を大事にという感覚は皆持っていると思う。

 

 

大量に廃棄される食べ物を少なくし、尚且つ困った人の助けにもなる。

そんな凄い、素敵な活動をする立派なアメリカ人がいる事を一人でも多くの人に知って欲しい。

 

そうそう、このマクジルトン氏、

「なぜアメリカ人のあなたが?」 とよく質問されるそう。

 

それに対する彼の答は、

「日本にいる限り、私の国は日本です。自分の国は自分で決めます。」

そう答えるという。

 

 

うーーーん、すぐにでも日本人にして投票権もあげたい(笑)