神楽場遺跡 | となりの古墳探訪

となりの古墳探訪

古墳部部長がお届けする身近な古墳のあれやこれ。
人々に忘れ去られても確かにあなたの身近にある
小さな古墳を追いかけます。
悠久の時の流れに思いを馳せませう。


となりの古墳探訪-Image1357.jpg


千葉県佐倉市志津地区を中心に古墳探訪を続けていますが、

今回も同じ地域から。




東邦大学付属佐倉病院前の交差点を北に入ると

一面に畑が広がっています。


そこが「神楽場遺跡」です。



遺跡自体は縄文時代のもので

畑の表面には縄文土器の破片があちこちに散らばっています。




このあたりは縄文から弥生にかけて大規模な村があったようですが、

その後村は忽然と姿を消し、古墳などの埋葬の場となったようです。



そしてこの神楽場遺跡にあるのが「人形塚」「神楽場塚」

すくなくとも人形塚は古墳であるようです。




この日は私も自転車で現地へ赴き、

土器の欠片をいくつか拾いながら古墳探訪いたしました。



すぐ近くの県立佐倉西高校には「飯郷作遺跡」と呼ばれる

古墳が敷地内に保存されています。


こんな畑の中に古代の豪族がいたんですねぇ。