◆ 地域貢献活動に取り組む企業「株式会社クロスフォー」 ◆


 

こんにちは、市民レポーターの葉月です。
甲府市は、世界でも珍しいジュエリー産業の集積地で、製造企業数や製品出荷額が全国トップの「宝石のまち」です。普段何気なく過ごしている甲府の街にはジュエリー関連の企業が数多くあり、地場産業を支えています。

今回はそんなジュエリー企業の中でも、地域貢献活動に積極的に取り組まれている「株式会社クロスフォー」の内藤社長にお話を伺いました。
 

 

「株式会社クロスフォー」代表取締役社長・内藤様

クロスフォーは、1980年に甲府市で創業したジュエリーメーカーです。「世の為、人の為になる個人であり企業体であり続ける」という理念のもと、世界中の人を笑顔にするため、製造や開発を続けています。
わずかな動きによってダイヤモンドが輝き続ける独自のセッティング方法「ダンシングストーン」は有名ですが、他にも特許や商標などの知的財産権を200件ほど取得されており、ここでしか作れないものが多くあります。
オリジナリティ溢れる技術の中で私が特に注目したのは、「EXL-LOCK(エクセレントロック)」です。片手で簡単に着脱できる留め金具で、ジュエリーを着ける際の煩わしさを解消してくれます。まさに理念として大切にされている、世の為、人の為、そして笑顔につながる優しい技術だと感じました。
 

 

クロスフォーの理念はジュエリー製作だけに留まりません。その優しさは地域貢献にも発揮されています。

フードバンクや自然保護・医療団体への寄付だけでなく、フードバンクが企画するシングルマザー向けのイベントや児童養護施設でのワークショップ、歌舞伎とジュエリーが融合した入場無料のイベントをこうふ亀屋座で開催するなど、慈善活動や地域の活性化に貢献されています。他にも地域のごみ拾いやクリスマスイルミネーションを行っておりますが、これまでそういった活動を外に大きく発信はしてこなかったそうです。

そんな中、クロスフォーは今年、企業の強みなどを活かして地域の困りごと等を支援する制度「あつ活サポーター団体」への登録を行いました。
 

 

これまでしてこなかった地域貢献活動の発信を通じて、自社を知ってもらうことで、自治会との連携が一層深まり、これまで以上に、より良い成果につながるものと考えたためだそうです。
11月28日には、国母地区の自治会と連携し、社屋を使った防災訓練を実施予定だそうです。
地域の方々はこの機会にぜひ、地元の素敵な企業に関心を寄せてみてください。
 

 

10月1日、甲府市役所本庁舎で、ネックレス及びタイニーピンの寄附受納式が行われました。地域貢献活動の一環として、クロスフォーから甲府市に贈られたこのジュエリーは、2024年に行われた「ジュエリー甲子園」の最優秀賞に輝いたデザインをクロスフォーが実作品化したもので、「ダンシングストーン」の技術が使用されています。これまでふるさと納税の返礼品や商品化もされてきましたが、今回のものは甲府大使が身に着け、「宝石のまち甲府」のPRに活用されるそうです。
国内外で活躍する甲府大使から、クロスフォーの技術や製品が広まることで、世界中の人の笑顔につながるといいなと思いました。

◆ 絵本の中から飛び出してきたような原画に感動!山梨県立文学館で楽しむ、親子のおでかけ ◆


 

こんにちは!市民レポーターの「てらはる」です。

「だるまさんが」という絵本はご存じでしょうか?
一度見れば忘れられない、独特であたたかな絵のタッチ。ユーモラスなだるまさんの動きと、リズミカルな言葉が楽しい、赤ちゃんに人気の絵本です。

私事ですが、最近子どもが生まれ、いろいろな絵本を読むようになったことで、かがくいひろしさんの絵本の魅力を知りました。そんな中、山梨県立文学館で「かがくいひろしの世界展」が開催されていると知り、さっそく行ってみました。
 
◆かがくいひろしの世界展 概要

 

 

「日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家 かがくいひろしの世界展」は、2026年7月4日から9月23日まで開催されました。
会場では、「だるまさん」シリーズをはじめとする全16作品の原画やアニメーションを展示。直筆のアイデアノートや、教員時代に手がけた教材など、貴重な資料も見ることができます。
また授乳室も完備なのも嬉しいポイント!
◆いざ、かがくいひろしの世界へ!

家で読み聞かせていた「だるまさん」シリーズの原画を発見して大興奮!「これ、いつも読んでいる絵本だ!」と、親の私までテンションが上がります。

絵本の読み聞かせコーナーでは、家にない本を子どもに読んであげることもできました。楽しそうにしてくれて親子でいい時間を過ごせました。

 

そして驚いたのが、かがくいひろしさんの絵本作家としての活動期間です。50歳で絵本作家としてデビューし、病で急逝するまでのわずか4年間で16冊もの絵本を生み出したそうです。

だからこそ、展示されていた直筆のアイデアノート(なんと81冊!)には、まだ世に出ていないたくさんのアイデアが残されています。

個人的にツボだったのが、だるまさんが「ペロリ」とおしりを出している絵。あまりにも可愛くて、思わず笑ってしまいました。

絵本のアイデアだけでなく、デビュー前に雑誌へ投稿していた絵なども展示されていました。そこにも、かがくいひろしさんならではの独特のタッチが感じられて、とても印象深かったです。

 

最後は特別メニューの「だるまさんが転んだそーだ」をテイクアウト!


見た目も可愛く、いちごクリームソーダのどこか懐かしい味わいも楽しめました。

絵本の原画を見て、子どもと絵本を読んで、最後に可愛いドリンクまで。とても良い休日になりました。

◆まとめ
「だるまさんが」の原画をはじめ、全16作品の世界を楽しめた今回の展示。
特に、実際に読み聞かせをしている親にとっては、「この絵がこうやって描かれていたんだ!」という発見がたくさんありました。
子ども向けの絵本展と思いきや、大人が見ても十分楽しめる内容。かがくいひろしさんの創作の軌跡や、まだ形にならなかったアイデアまで見ることができ、絵本がもっと身近に感じられる展示でした。
子どもと一緒に絵本の世界を楽しみたい人には、ぴったりのおでかけスポットでした。

山梨県立文学館 
https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/

 

 

◆ 奥山眞佐子さんによる朗読ワークショップに参加して ◆


 

こんにちは、市民レポーターのモモママです。

8月23日にこうふ亀屋座にて、甲府市出身の俳優・脚本家、奥山眞佐子先生の朗読ワークショップが開催されました。今回で9回目となるこの講座は、毎回大人気の企画とのこと。
私は昨年も受講させていただき、とても楽しい経験ができたので、今回もワクワクしながら参加させていただきました。
 

 

はじめに、先生が29年間演じ続けていらっしゃる「樋口一葉」についてと、一葉の生きた時代についてのお話がありました。女性の地位が確立されていなかった時代のお話をされる先生の熱量は、演ずる者としての強い覚悟を感じました。

お話が終わり、いよいよ朗読のワークショップが始まりました。
まずは体をリラックスさせるための体操からです。吸って・吐いての呼吸に合わせて、上半身・下半身と順に、ゆっくりとしっかりと体を動かす運動を行ないます。

次に、母音を大きくはっきり出す練習を行いました。
大きく口を開いて、両手を上に伸ばして発する「あ」
唇を横に開き、両側を釣り糸で引っ張るようにして発する「い」
唇を突き出し、前に向かって発する「う」
口角を少し上げ、自然に笑顔になれるような口の形で発する「え」
口を上下に引っ張るように発する「お」

この「あ・い・う・え・お」を、大きな声でしっかり口を開け、腹の底から発声する練習は、本当に気持ちよく、心も体もリラックスすることができました。

このあと舌を鍛える体操も行ないました。舌を鍛えると、いびきが改善されることもあるそうです。
また、カ行とラ行の舌の使い方と、マ行はしっかり口を閉じてから発音することを教えていただきました。
これでウォーミングアップは終わりです。休憩をはさんで、いよいよ朗読がはじまります。

今回の題材は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」でした。
2つのチームに分かれて、まずは読んでみます。あらかじめ全員に番号が振り分けられており、自分の番号の箇所を一文ずつ読み繋いでいく形で行われました。この段階では、全員が初めて読むので、ただ一文を読むという方がほとんどでした。先生も何も言いません。
読み終わると、先生から宮沢賢治の生涯や生きていた時代についてお話があり、「少しだけでも良いから、自分の思ったことを言葉に込めると、感情が入ってくる」と指導が入りました。
それぞれが詩の内容を考え、2回目は自分が賢治になったつもりで想いを込めて読みました。1回目に比べて、言葉に気持ちが込められ、読み方が変わりました。

2回目が読み終わると先生から、「宮沢賢治がどう思いながらこの詩を書いたと思うか」問いかけがありました。
詩の言葉から想像してみると、過酷な現実から逃げず、人のために尽くせる人になりたいという思いなのでは、と考えたのですが、そこでまた先生から「賢治は貧しい生活をしており、体もそれほど強いわけでもなく、生前は何をしても認められなかった。この詩もまた、賢治が亡くなってから見つかり、発表されたものである。体が弱く何をやってもダメな役に立たない自分について考えたとき、雨は涙とは考えられないか、風は人の噂とは考えられないか」とお話がありました。
それを聞いて再度読んでみると、賢治の心の裏返しともとれる部分が見えてきました。欲もあり、腹も立ち、人並みのこともできない自分だけれど、慎ましく暮らし、偏見なく、人に寄り添うことはできる。なんと言われようと、そういう人になりたいという賢治の強い想いを感じました。
 

 

朗読は、作品の言葉の意味だけを追うのではなく、作者の背景を知ることで想いが言葉に乗り表現できる、難しいけれど素晴らしい世界だと思いました。

他にも、どこで強調して読むのか、語尾をはっきり発音するなど、細かな指導をいただき、いよいよ舞台上で3回目の朗読の発表をすることになりました。

みなさん最初の朗読より感情を込め、動きも加わって、とても素晴らしい朗読を発表されました。私自身も、表情や読み方、声の大きさなど、1回目からは想像もつかないほど、自由に楽しく表現できました。
 

 

最後に先生が私たちのわがままを聞いてくださり、「雨ニモマケズ」を朗読してくださいました。心を揺さぶられる素晴らしい朗読で、いつの間にか詩の世界に引き込まれ、感動して涙が出てしまいました。とても楽しく、実りのあるワークショップでした。

今年は、樋口一葉の没後130年になるそうです。そして宮沢賢治の生誕130年でもあるそうです。奥山眞佐子先生は、東京の劇場で今年も樋口一葉を演じます。
一葉について、そしてその時代の背景を深く学ばれ、長く演じてこられた先生に心から敬意を表します。
少しの時間でもご一緒できたこと、ご指導いただけたことが、本当に幸せです。来年もまたぜひ、開催して欲しいです。

◆ スイミーにあじさい柄!?伝統と現代が融合する「甲州印伝」の世界 ◆


 

こんにちは!市民レポーターの「てらはる」です。

皆さん、山梨県の伝統工芸「甲州印伝」の小物は持っていますか?
甲州印伝に用いられている模様といえば、とんぼ柄や小桜柄など、昔ながらの伝統的な模様をイメージする方も多いのではないでしょうか。
ところが、近年はポップで可愛らしい柄もたくさん出ています!

今回、私が見つけて思わず「こんな柄もあるんだ!」と驚いたのが、絵本の「スイミー」を模した柄と、華やかなあじさい柄です。
伝統工芸というと少し敷居が高そうに感じるかもしれませんが、実際に見てみるとイメージがガラッと変わります。

ということで今回は、甲府市の印傳博物館へ行ってきました。
山梨県の伝統工芸、甲州印伝の世界をご紹介します。
 
◆ 甲州印伝ってどんなもの?
甲州印伝は、山梨県に伝わる革製品の工芸品です。
最大の特徴は、鹿革を使い、漆で模様を付けることです。
この独特の技法によって、鞄や財布、小物入れなど、さまざまな製品が作られています。

博物館では、甲州印伝がどのように作られているのか紹介されていました。
鹿革を「太鼓」と称する筒に張り付け、回転させながら、かまどの上部にある穴から出る藁の煙でいぶして革を染め上げます。

 

▲ 鹿革を張り付ける太鼓の展示

実際に使われていた道具の展示に加え、DVDでは作業の様子も見ることができました。
昔ながらの方法で、一つひとつ人の手によって作られていると思うと…これはあまりにも大変な作業!
私は甲州印伝の名刺入れを使っていますが、職人さんの技術と手間の結晶なのだなと改めて実感しました。

◆ 期間限定の「莨入(たばこいれ)」特別展示(※9月13日まで)
今回のお目当てのひとつが、「印傳の古道具 莨入(たばこいれ)」の特別展示。

 

昔の莨入(たばこいれ)は、現代のイメージとは大きく異なります。
主に刻みたばこを入れる袋部分である「叺(かます)」と、煙管を入れる「煙管袋」によって構成されているそうです。

展示されていたものを見てみると、形もデザインも実にさまざま!
「こんなに遊び心のあるデザインもあるんだ!」と驚き、昔の人々のファッションアイテムとしての一面も感じられました。

◆ スタンプラリー制覇!
そして今回は、もうひとつのお楽しみも!

期間限定で「伝統工芸×金融スタンプラリー」が開催されており、笛吹市の「やまなし伝統工芸館」、甲府市の「山梨中銀金融資料館」、そして「印傳博物館」のそれぞれの施設のスタンプを集めると景品がもらえます。(※スタンプラリーは終了しております)

ということで、私にとっては最後となる印傳博物館のスタンプを無事集め、景品ゲット!

 

景品は三種類(印伝柄のうちわ、寛永通宝(江戸時代の銭貨)、水晶)の中から選べます!(ちなみに私は寛永通宝を選びました。)

さらに一階の店舗では、さまざまな甲州印伝の製品を見ることができました。
伝統的な柄だけでなく、先ほど紹介したスイミーやあじさい柄など、現代らしい模様もたくさん!
「伝統工芸=昔ながら」というイメージを良い意味で裏切ってくれます。

◆ まとめ
今回、印傳博物館を訪れて感じたのは、甲州印伝は伝統を守りながら、時代に合わせてどんどん進化している工芸品だということ。

鹿革を煙で染める昔ながらの技法や、職人さんの手仕事を知ると、普段使う印伝製品がさらに特別なものに感じられます。

一方で、スイミーやあじさい柄のような可愛らしいデザインもあり、若い世代でも「これ欲しい!」と思える魅力がたっぷり。

歴史ある伝統工芸の奥深さと、意外な可愛さを同時に楽しめる博物館でした。
 

 

◆ 実用的な工芸品、唯一無二の本人証明! ◆


 

こんにちは、市民レポーターの葉月です。
みなさんは「伝統工芸士」をご存知ですか?
経済産業大臣が指定した伝統的工芸品の、技術や技法を持つと認められた作り手のことで、高い技術を有するだけでなく、後継者の育成や産地発展のリーダーとなる役割を担っています。伝統を守り文化を発展させていく上でとても重要な職人さんたちです。

今回は、甲府で活躍されている伝統工芸士のひとり、「判屋・桃千本舗」の渡辺さんにお話を伺いました。

 

 

渡辺さんは、代々続くハンコ屋の4代目です。甲州手彫印章の伝統工芸士で、国家資格の1級印章彫刻技能士を取得されています。1級を取るには最低でも10年の経験が必要になるそうで、長くこの業界で活躍されています。

 

 

 

近年、機械化やサインレスの広まりにより、職人の減少や印章業界全体の衰退が懸念されています。渡辺さんも以前は、他の業界で仕事をしながら手彫りを続けていたそうです。しかし取引先の方々の熱い要望や職人不足の危機感から印章業界へ戻り、資格を取得。現在に至ります。

渡辺さんの活動は、伝統を残しつつ、挑戦やアイデアに富んでいます。
 

 

様々なアイデアの中で一番注目したいのは、枠からはみ出た文字がデザインされたハンコです。
この特徴的なハンコは「SA印(サイン)」と名付けられ、渡辺さんを代表するデザインであり強みとなっています。ロゴマークも渡辺さんの考案で、「in」が「印」の形になっているなど、アイデアが散りばめられています。
 

 

渡辺さんのアイデアは尽きません。オリジナルキャラクターを作ったり、NFCタグを活用した新しい鍵(タッチするだけで任意の情報が読み取れるキーホルダーのようなもの)を作ったり。一見、印章文化とは関係なさそうに見えても、全て渡辺さんの経験や技術が活かされたもので、多くの人がハンコに興味を持つきっかけになると思います。

 

 

「判屋・桃千本舗」は店舗を構えていませんが、ホームページや電話で一般の方の注文を受け付けています。
実印や銀行印、法人向けの角印などはもちろん、オリジナリティーの高いデザインハンコも作成しているそうです。お客様それぞれに寄り添った注文を受けてくださる印象でした。
 

 

これまでに、印影の縁がネコの形のもの、中にイラストが入っているもの、英語がデザインされたもの、花押なども作成されたそうです。材料や書体も選ぶことができます。
文字やイラストを渡辺さんにデザインしてもらうことや、こちらでデザインしたものをそのまま彫ってもらうことも可能です。お孫さんの書かれた文字をそのままハンコにしておじいちゃんおばあちゃんにプレゼント、なんてものもあったそうです。
 

 

こちらは写真をハンコにしてみたものです。難易度は高く、まだ改良の余地があるとのこと。ペットや自分の顔、お気に入りの写真や思い出の写真がそのままハンコになったら面白いですよね。渡辺さんのアイデアはワクワクするものばかりです。
また、書道の師範でもある渡辺さんの文字はとても美しく、ハンコのデザインに映えます!
 

 

作品をたくさん見せていただき、発想豊かな渡辺さんとじっくり相談をして唯一無二のハンコを作ってみたくなりました。素敵な作品の数々は印鑑の特性上、全て個人情報になるので写真を載せられないのが残念です。

印章はまさに、唯一無二を証明するものです。機械で作られるものは手軽で安価ですが、印章の特性が最大限活きるのは手彫りです。渡辺さんのアイデアのひとつであるNFCタグの“鍵”というのも、その唯一無二の特性が活きてくるアイテムだと思います。
書状が使われていた時代では、朱印の効力は本人や公式を証明する重要なものでした。今も印章の効力は法律で守られています。

時代が変わってもハンコの大切さは変わっていません。しかし、需要や職人は確実に減ってきています。
「例え伝統工芸として残らなくても、ハンコに関わった人が多くいれば、文化は残っていく」という渡辺さんの言葉が印象的でした。様々なアイデアを生み出す中で、自分だけではなく色んな人や業界を巻き込んで活動している渡辺さん。ハンコに関わる人がいる限り、文化は失われないと思います。
 

 

渡辺さんの今の目標は技能グランプリで日本一になることだそうです。
また、11月に甲府市で行われるマルシェに向けても準備中とのこと。
 

 

ハンコを作る相談だけでなく、気軽に手に取れるグッズも販売予定とのことなので、ぜひ伝統工芸の片鱗に触れてみてください。

 

 

 

山梨県の伝統工芸である「甲州手彫印章」。全盛期は職人であふれ、「日本一のハンコの里」と呼ばれました。今も市川三郷町はハンコの里として有名です。
しかし現在、県内で手彫りができる伝統工芸士は10数名程度とのこと。その中でも甲府市には2名ほど。
そんな数少ない甲府の伝統工芸士である渡辺さんは、新たな印章の可能性を開拓しながら、市町村主催の講習などにも参加し、文化の継承に励まれています。

ハンコは実用的な工芸品です。人生の節目で必ず使う時が来ます。現代でも本人証明としての効力を発揮します。みなさんも、唯一無二のハンコを作ってみませんか?