【樹木医みずほの奄美の素敵植物】

 

5月の調査時には奄美で素敵な植物たちに沢山出会いましたビックリマーク

気候は、亜熱帯海洋性に属し、四季を通じ温暖で、降水量が多い地域です。
普段は見かけない植物たちに胸躍りますドキドキ

 

よく知られている固有種であるアマミノクロウサギやルリカケスをはじめ、珍しい動植物が生息し、豊かな自然が身近に存在しています。

ナイトツアーではアマミノクロウサギを見つけてスタッフが大興奮!


残念ながら撮影は難しかった(T . T)
つぶらな瞳のイシカワカエルも湿り気の多い奄美の森に飄々と現れました。

昼間には、ちょっと耳を澄ませば田中一村の絵画にも描かれているアカショウビンの鳴き声が響きます。車の運転をしていたらあっという間に目の前を赤い閃光の様なアカショウビンが飛んで横切りました。出会えた!やった

 

イジュ、モミジヒルガオ、ハマナデシコ、クロツグ、サネンバナ、デイゴ、コンロンカ、アダン

私が被っているのはアダンの葉で作られた帽子音譜

後ろがタコノキ科のアダンです。

これも一村お馴染みですねビックリマーク

東京でもイジュが植栽されているのを見かけました。
良いのかどうかわかりませんが、気温の高まりもあって育つものがありそうです。
屋上庭園などには合いそうですし、沿岸地域で応用すれば耐潮風性があって素敵なガーデンになりそうですラブラブ

 

そして奄美の自然と言えばやはりマングローブでしょう。
今回は加計呂麻島でも植物に詳しいガイドの佐藤さんに
呑之浦からカヤックで行けるとっておきの場所に案内してもらいました。

マングローブは海水と真水が入り混じる汽水域に生育する珍しい植物です。
根まで光合成できるとか、海水の塩分を濾過するなど陸地の樹木には無い凄い力を持っています。
種子は海水に漂い着地点を見つけ発芽するなど、海岸の森を形成していきます。
ホント樹木の力は計り知れないです。
もしかしてシオマネキの穴にすぽっと収まっている?発芽に一役買っているかも?

秘密の場所には板根が発達したサキシマスオウにも出会える!

巨樹には目がない私達も大喜びドキドキ

 

この後シュノーケリングも体験したのですが穏やかな海の中の鮮やかなサンゴの森にも感激です。
色とりどりの熱帯魚が愛らしい!
亀まで出会えるとは!
陸の森の豊かさが海の森の豊かさと繋がっているんですね。

今年は世界自然遺産には惜しくも登録を逃しましたが、この貴重な財産は絶対守り後世に受け継がねばなりませんね。

ここな島尾俊雄の文学碑があるところです。
夫人のミホさんが書いた『海辺の生と死』の舞台になったところで、かつては特攻隊の舞台が駐屯していたところ。
岩に打ち付けられる波しぶきを見ると、決死の覚悟で恋しい隊長様の元に向かうミホさんの姿が浮かび上がって来るようです。
砂浜を匍匐前進して傷だらけになっても会いたいなんて、痛ましいほどの情熱です。
今は穏やかなこの場所には、恋の炎も戦争の恐ろしさも殆ど見つけることはできません。。
特攻隊の震洋艇がその面影を静かに残していて、そっと私たちに歴史の悲しさを伝えているようでした。

 

いつまでも美しい自然に彩られた平和な呑之浦であってほしいですね。