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特殊発声を得意とするボーカリストで、発声コンサルタントによる、短期間で劇的に声を変えるための活動


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1,2年ぶりの韓氏意拳講習会への参加。

 

講師は、日本の代表である光岡先生。

 

いやー今回も凄かった。

 

というか、光岡先生、凄い。

 

今回は、

 

五体投地から始まり、

形意拳の型という、伝統的な型におけるアンシンメントリーから、

身体のハタラキの左右差の説明

 

からの韓氏意拳の講習だった。

 

韓氏意拳のルーツである形意拳はまだしも、

なぜ五体投地?と思うかもしれない。

 

しかし、終わってからは、

凄く必要だという事が分かる。

 

というのは、これらを、思い込みや観念論ではなく、

有無を言わせない、

実体験として体験させてくれる。

 

 

しかし、座学としても十分に興味深い。

幅広い歴史、フィールドワークからの考察、

そして実戦の経験。

 

説得力が違う。

 

 

 

そして最先端だ。

 

ご自身でも仰っていたけど、

この観点、こういった研究は他に類を見ない。


 

しかし何より重要なのは、

この観点が、武術としての韓氏意拳の、

光岡先生の強さに直結するのだ。

 

これで実力が無ければ

単なるユニークな武術だ。

 

 

しかし、光岡先生の見えている世界は想像もつかない。

 

 

むかし、独立数学者の森田君が

 

最先端の数学者が、自身の研究を発表する講演会に行った時、

彼が何を言ってるのかさっぱり理解できなかった。

おそらく会場の誰も理解できていなかっただろう、

 

というような事を言っていたことを思い出した。

 

 

ただ、我々は幸運だ。

 

頭の中の操作である数学と違い、

これは実践的な拳法だ。

 

そして、それを分かりやすい形で我々にも体感させてくれる。

 

 

頭ではあまり理解できていないけど、

身体では、有無を言わせぬ事実として理解できる。

 

 

さあここからは私の仕事だ。

 

今日経験した事は間違いなく発声に活かせる。

そして他のボイトレでは得られない効果が得られる事も間違いない。

 

今日の経験を血肉化して、

どのように発声と結びつけるか。

 

 

特に、身体の左右のハタラキの差は、

今後の私の発声における、

重要な研究課題になりそうだ。

 

 

 

以下、私のメモ。

 

文責は私にある。

 

〇五体投地

・基本的な人間の動き

・そもそもこの動きが出来ないと、拳法や座禅も難しいのでは?

・起源が良く分からないほど古い

・この動作自体が「身体のまとまり」を生む

・この動作の中に正座があるが、この時に「このまま座り続けたい」という気持ちが生じる。それこそが座禅ではないか。

・見るポイント:右斜めから左後ろ。肩から肘。脇、肋骨から外。股関節

 

〇式・型

・方向、手順、数

・昔の人の経験から出来ている。

・時代を経て多くの人の検証を経ている

・自然な左右のハタラキの特徴の違いが反映されている

 

〇左右差

・右は沈み(垂直)

・左は浮き(水平)

 

〇動法と観法

・型などから、得られる身体の感覚、身体の見方=観法

・動法なくして観法は成り立たない

・ただし、指導する場合、当たり前すぎる動法は、省略される事があり、要注意

・意拳は観法のみ。意拳は形意拳という動法から。

 

〇身体の表と裏

・現代では、正面が表、裏が裏、という認識がある

・伝統的な型や、検証から分かるのは、右側=表、左側=裏、という事。

・右手の甲は表、右掌は裏。左手はそれが逆。表は安定。裏は不安定ゆえに動ける。

・これは中国伝統医術の頸道からも説明できる(気は血を導く)

・解剖学的には、身体の左右での血流の違い、地球の自転公転の方向

 

〇タントウのコツ

・4つ足、五体投地からのアプローチと、現代の身体からのアプローチの2種類

・前足としての手、後ろ足としての足の関係

・意識ではなく気持ちや肚で動く

  意識を胸(気持ち)に落とし、さらに肚(地面の上)に落とす(足裏から包まれる感じ

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