(北区役所 飛田様  ポッピー  紙谷様   キラッと  本間様)  右側の写真は

頭だけですみません!よるちせ野澤さん、西本さん・飯田 遠藤両代表・未来局佐賀さん)

 

みなさん、こんにちは。

こども食堂北海道ネットワーク共同代表の飯田です。

 

  2020年は想像もしなかったコロナ禍のため、定期的に開催してきた全体での学習・交流会ですが、延期を余儀なくされています。来月こそ、再来月こそは収まってほしい と事務局で討論を重ね,こども食堂運営者の方々にお集まりいただく機会を探ってまいりましたが、大人数での開催はやはり危険だということで、市内各区での交流会を企画することにしました、今後はこういう形での情報の共有、交流を図っていきたいと考えています。

 

第一回目として、北区の運営者さんにお集まりいただきました。北区には8団体のネットワーク加盟の子ども食堂がありますが、10月27日(火)、札幌サンプラザ(北区北24条西5)にて、5団体の運営者さんと、札幌市北区保健福祉部健康・子ども課の飛田幸宏氏と札幌市子ども未来局子ども育成部子どもくらし支援担当課の佐賀亜紀子氏、道生協連の川原敬伸氏、事務局から遠藤・飯田・松本の3名の出席で行いました。

 

初めに2月に始まったコロナ禍のもと、各子ども食堂の運営をどのようにしてきたか、の報告をし合いました。集まって食べるという食堂形式では、コロナ感染を恐れ開いてないところがほとんどでした。他は自粛期間中休んだけれど、お弁当配布形式にして再開しましたというところが多数ありました。月を追うごとに作る食数が増えてきており、求められていることが実感できるという報告が相次ぎました。麻生の「りあん」さんでは、他に夏休みにバスをチャーターして、高校生のボランティアを募り、15人でのバス旅行を敢行、お母さんたちにとても感謝されたこと、そのときの様子などが発表されました。

  札幌市北区保健福祉部健康・子ども課の飛田氏には、子ども食堂で万が一、虐待等の問題が疑われる子どもに出会った場合の対処の方法などを詳しく説明していただきました。とても具体的であり、勉強になりました。また市の佐賀氏には、今後、札幌市が子ども食堂にどのように関わっていく予定であるかのお話がありました。

 

 ただ今、困っていることはないか?という交流会ならではの話では、「何といっても資金繰りです」と声を上げて下さった運営者さんがいらっしゃいました。「みなさん、どうされているんですか?」という切実な声に、「毎日、寄付を求める活動をしています、そのことばかり考えています」という運営者さんもあり、作る食数が上がれば上がるほど資金的に大変になって行く状況が見えました。

 

「近距離&少人数だとやはりお話ししやすかった。繋がりは大事ですね。

今までお話し出来なかった運営者さんとも“活動場所が近いので交流しましょう!”

と話ができ、運営で悩むときなど、同じ活動をしている方々のアイディアに助けられますので、今日はとても良い会でした」との言葉をいただきました。

 

北海道のコロナ感染者が再拡大する中、経済状況の悪化で、子ども食堂に求められている役割は今後も増していくと考えられます。最大の問題、資金調達とボランティア確保のことなども、これからまたみなさんのアイディアをお聞きして、HPにアップしていきたいと思っています。