私の性格の一番の問題点は、モラハラ体質なところです。
カッとなり怒りの導火線に着火してしまうと、全て灰になるまで焼き尽くす勢いで理詰めで相手を追い込んでしまうんです。
そして言ってはならないファイナルワードもけっこう出してしまう。
怒り尽くした後に我に返り酷く落ち込み謝り優しくするのもまさにモラハラ。
基本的に正義感が強すぎるのも良くない所です。
という自分の欠点を、子どものイヤイヤ期や母親とのやり取りの際に自覚し、モラハラな私を封印して生きようと思って今に至っています。
どうにかして、必要以上に怒らず子どもを育てる方法はないかと真剣に考えた結果いくつか実行したのは、
①無意味なルールや罰則を作らない。
②必要以上にジャッジしない。
③子どもの自主性を伸ばすことに注力する。
④不得手なことはアウトソーシング。
⑤ママは完璧ではないことを白状する。
⑥子どもの個性を受け入れる。
です。
とんでもなく長くなりそうなので個別の説明は割愛しますが、これによって私が子どもを怒る回数は激減しました。
感情的に怒る回数がかなり減ったためか、子どものそもそもの性質なのか、うちの兄弟は喧嘩をほとんどしません。
もう10年くらい喧嘩はしてないんじゃないかな。
意見が噛み合わないと「議論しましょう」って言って話し合っていたりはしますが、そもそも意見を押し付けない文化?があるので、議論が平行線で終わっても、なるほどねーって感じで終了です。
家族全員B型でそれぞれ独特な考えをしているうちの家族。
みんなが同じようになろうとすることは無理だとみんながわかってる。
このなるほどねーってのが我が家の議論終了の合図ですね。
性格が全然違う兄弟ですが、毎日よくそんなに話し合うことがあるなってくらいに2人でお喋りしていて、羨ましいなって思います。
二人からしパパとてママはどんな人って聞いたら
「2人とも相当変わってる」
だそうです。で、大好きだって。
子育ての正解は私が死ぬまで出ないので、これが合っているかは分かりませんが、でも母親業はとっても楽しく、幸せな役割を頂いたと思っています。
小さい頃は悩んで苦しかった時もあったけど、今は穏やかで良い家族だと思います。