大学入試が「知識量」から「思考力・表現力・主体性」を重視する方向に変わった今、
幼児教育の現場でも “とにかく多くの体験をさせること” に注目が集まりがちです。
しかし、本当に大切なのは
何を体験したか、ではなく「その体験から何を得られたか」
そしてその根っこにある
“学びに向かう土台” が育っているかどうか です。
幼児期に必要なのは「3つの直接体験」
幼児期は、知識を入れるよりも前に
“生きて学ぶ力” の土台が育つ時期です。
1)やる気をもつ直接体験
「やってみたい!」という気持ちは、幼児の自発性のスタートライン。
大人が先回りして整えすぎると、この芽は育ちません。
2)考える直接体験
どうすればできる?
どう工夫すれば前に進める?
こうした小さな試行錯誤の積み重ねが、のちの“思考力”になります。
3)葛藤する直接体験
思い通りにならない経験こそ、成長のチャンス。
感情の整理、人への働きかけ、自己調整力――
どれも机上では育たない力です。
「歩けるのにベビーカー」は、本来の成長機会を奪うことも
もちろん必要な場面ではベビーカーは便利です。
しかし、子どもが自力で歩ける場面で
大人が“楽だから”という理由だけで乗せてしまうと、
・挑戦する場面
・やりきる経験
・達成感を味わうチャンス
こうした学びの土台になる体験が減ってしまいます。
幼児期に大切なのは
“できることを、自分の力でやる” 日常の積み重ね です。
この土台は、学校でも社会でもずっと生き続ける
幼児期に育った
・やってみる気持ち
・考える姿勢
・葛藤を乗り越える力
これらは、学校の学びの姿勢につながり、
さらに社会に出てからも“自分で道を切り開く力”としてそのまま活きていきます。
大学入試改革の方向性とも重なりますが、
実はその源泉は、もっと前の――幼児期の体験にあります。
教室で大切にしていること
私たちの幼児教室では、
「結果ではなく、過程を育てること」
「できた・できない以上に、どう取り組んだかを見ること」
を大切にしています。
幼児期の“直接体験”が積み重なると、
子どもは自然と“学びに向かう姿勢”を身につけていきます。
その姿勢こそが、
将来の学習にも、社会で生きる力にもつながっていくのです。
時代も変われば、受験事情も変わる!
日々、大人も学びです!!!
講演会ご参加の方、本当にありがとうございました!