このシリーズでは、学習塾が農業実演に取り組んでみよう! ということをテーマにして、理科の学習の一環として、植物栽培を実演した記録を綴ります。また疑問が浮かべば研究をしたいと考えています。

●場所:夏冬と昼夜の寒暖差が大きい、山中の谷間のとある集落です。
●日照:西の方に山があり、仰角30°で日陰に入ります。
●土壌:山裾の土地なので土の中の水分は保たれます。

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10月23・30日・11月20日 晴れ

1年休めていた畑を、3日がかりで、大改造しました。

●畝幅 120cm
●畝間 40cm
●長さ 約600cm
●畝数 3列 +おまけ

 



としました。

変わったのは、畝の幅です。

前は90cm幅くらいだったのを、
畝の数を減らして、幅を大きく取りました。

ねらいは、混合栽培(コンパニオンプランツ)です。

ちがう科目の作物を植えたら、特定の病気や害虫がはやりにくくなるのでは、という実験です。

そのため、畝を広く取りました。

この混合栽培ですが、
栽培する作物の組合せにNGがあるらしい!

…失敗しないように気をつけたいと思います。

耕す段階で、pHを測定しました。

場所により、pH5.5~6。

直近まで作物が植わっていた場所は、やはり数値が低かったです。つまり、酸性側に傾いていました。

・鶏ふん2ふくろ
・牛ふん2ふくろ
・石灰10kg

これらをすき込み、来年まで寝かせます。

 

 

 

畝間に雑草よけシートを張り、畝本体にもマルチを掛けておきます。

(春になるまで無事でいてくれるといいのですが、たいてい小動物に荒らされます…)