こんにちは。

【kodomo本郷台教室】です。

 

本郷台教室では、2年前から教室で飼育をしているカブトムシの幼虫が、今年も羽化しました。

利用者さまのご家族がご好意でくださったカブトムシです。

 

幼虫の段階から、虫好きのお子さんには人気のカブトムシ。

虫好きのお子さんは、気が向くと、ケースの中の土を探って幼虫を取り出し、幼虫をつまんでみたり、手のひらにのせてじっくり観察したりしていました。幼虫が苦手なお子さんの中には、怖い物見たさで遠くから眺めているお子さんもいました。

 

幼虫は、土を食べるので、時々土から糞を取り除いて、新しい土を追加する必要があります。

ケースの中の土を、目の粗い土ふるいでふるいにかけ、カブトムシの糞を取り出します。

なかなか大変な作業ですが、子どもたちは順番に土ふるいを揺すって、土のお掃除をしてくれました。

 

  

 

昨年は、管理をしている職員の知識不足で、蛹室(さなぎが眠るお部屋)を壊してしまい、羽化不全になってしまったカブトムシがいたので、今年はケースを二つに分けるなどして対策をとりました。

すると、今年は、16匹の幼虫が蛹になり、無事に羽化することができました。

しかも、去年は2匹しか誕生しなかったオスが、今年は8匹も誕生したのです。

 

 

 

カブトムシが誕生すると、それまで幼虫にも興味を示さなかったお子さんたちが、一気に興味を示し始めました。ただひたすら観察するお子さん、オスを2匹取り出して対決させようとするお子さん、カブトムシゼリーをあげたがるお子さん。カブトムシに詳しい年上のお子さんが、年下のお子さんに、力加減など、カブトムシの扱い方を教えてあげる場面もありました。

 

 

 

カブトムシという媒体を通して、机上の学習では体験しえないたくさんの学びがありました。

カブトムシさんに感謝です。

 

羽化したカブトムシは、「カブトムシを飼ってみたい!」というお子さんたちにもらわれていきました。

今現在、本郷台教室には5匹のメスと、メスが産んだたくさんの卵たちが残っています。

また来年に向けて、卵が無事にかえることを祈るばかりです。。。。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

発達支援室kodomo本郷台教室