1月のお教室
1日から、能登半島の大地震、2日には、羽田空港の着陸事故と衝撃な新年の幕開けとなってしまいました。
通常通りに生活出来る事に感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思います。
第1週は、恒例のお正月遊びをしました。
コマ回し、福笑い、だるまおとし、わっくんかるた、坊主めくり などをやりました。
指先を使って勢いつけて回すコマは、以前は出来なかったお子様が出来るようになり、夢中になって回していました。わっくんかるたでは、覚えたてのひらがなを必死で探して見つけ、楽しんでいました。小学生では、坊主めくりは、初めてやったお子様がほとんどでしたが、単純なルールにはまり、坊主や姫が出るたびに歓声を上げていました。それ以降、毎週遊んでいます。
5,6年生は、百人一首をやりました。読み札を聞いて、下の句のカードを探しますが、初めは、昔の字体に慣れないので、取り札を探すことが難しかったですが、やっているうちに慣れてきて、みんな楽しそうにかるたを探すことができました。中学校では、かるた大会をやる学校もあると思うので、経験値として、一つ積みあがりました。
第2週は、初詣をしました。幼児さんは、お教室でkodomo神社にお参りです。2礼2拍手1礼のルールを守り、玩具のお金でお賽銭も行いました。幼児さんながら、真剣な表情でおごそかな空気の中お参りできました。
5,6年生は、総持寺にいきました、仏式なので手を合わせてのお参りです。
避難訓練で、何回も総持寺に行っていますが、本堂まで行くのは初めてでした。
入口から、だいぶ奥に入って、大きくそびえたつ本堂と、その中の広さに圧倒されました。災害時には、この広さが、人々を受け入れてくれるのかなと思うと安心感を感じながら参拝しました。
第3週の書初めは、1年生は、学校でも書道を行っていないので、初めての経験です。持ったことのない、毛筆にとまどいながらも大胆に筆を使って、伸び伸びと書いていました。
お母様のコメントでは、「鉛筆で書くより上手かも」などもあり、お子様の隠れた才能の発見にもなりました。
上級生は、手慣れた様子で、一人で、集中して取り組み、上手な字を書いているお子様が多かったです。
やる気と集中が発揮できた時の成果は大きいですね。今後の自信へとつなげてほしいと思います。
第4週、「鬼作り」~第5週 「豆まき」です。
各曜日で分担されたパーツを作り、最後に組み立てて鬼になります。
毎年、大きくなりすぎてしまうので、今年は小さくをテーマにして作成しましたが、最終的には、予定していたよりは、大きくなってしまいました。
パーツを作っている時は、子どもたちは、「どんな感じになるのかな?」と、楽しみにしながら作っているようでした。
5.6年生は、顔を作りました。一人ずつ、目、鼻、口、耳、つの、のパーツを担当して、顔の大きさや、お互いのパーツのバランスをみながら作ってもらいました。出来上がった
パーツを貼り合わせたら、愉快な顔の鬼になりました。
組み立ててみたら、その存在は大きく、後ろからの気配を感じるほどです。
お教室の扉を開けると、すぐに鬼が目の中に入ってきます。幼児さんや児童も、一瞬、立ちすくしてみていました。また、「動く?」と問いかけるお子様もいました。
いつものように、腕や、足、体に点数を貼って、的当て合戦をしました。
「勝った。負けた」と歓声が出て、楽しそうに遊ぶことができました。
幼児さんでは、怖い様子で、鬼を見ないで投げるお子様もいました。
読み聞かせでは、「鬼のサラリーマン」の絵本が、5,6年生に大うけしていました。
普段のお父さんの日常と、鬼の生活が重なりイメージが浮かびやすかったうえに、大阪弁が、より、お話をおもしろく盛り上げて、体を乗り出して聞いていました。
1月、2月、3月は、制作活動が多く、とても忙しいです。1回の療育時間の中で、いくつもの課題をクリアしていきますが、1年間の経験が子どもたちの動きをスムースにするとともに、子ども同士の中で芽生えた、チームワークの良さが見られる場面もたくさんもあります。
年度初めでは、とうていできなかったことが出来るようになっていると、子どもの伸びしろの大きさには驚かされます。信じて、やらせること、やってみる事は大切です。
和気あいあいとした中で、いろんな事を吸収して成長につなげていきたいと思っています。
Kodomo鶴見東口教室
児童発達管理責任者




