ハロウィンの準備からパーティーを終えて(10月10日~10月28日)
幼児 衣装とお城を飾るグッツ
毎年、衣装は個々に作っています。
ビニール袋(オレンジ、綠、赤、青、黄色、ピンク)の中から好きな色を選び、顔のパーツ(いろんな形の目、口、鼻があります)を貼って、リボンや尻尾を付けてオリジナリティを出していきます。
子どもたちは、出来上がった衣装を着て、すぐにでもパーティーをやりたいという気持ちがあふれていました。「持って帰りたい」というお願いをぐっと我慢してもらい、パーティーの日まで、お預かりとしました。
お城のお飾りは、曜日ごとに役割分担して行いました。
お城のドアにつける、立体的なお菓子や、こうもり、ステンドグラスに見立てた、いろんなキャラクターの影絵を作りました。キャラクターの黒い枠作りは先生の仕事なので、カッターで細部を切っていくのが大変でした。
枠の中にハロウィーンカラーの色紙を重ねて貼っていく作業は、みんな楽しそうに貼っていました。作業する手先を見ていて、器用になったのを感じた時間でした。
コウモリは、羽が動くようにしたので、調整が大変で、先生との合作になりましたが、作ってくれたお子様の根気強さに感心しました。
放課後デイ
お城の壁とお化けの木の制作(1年から4年生) 魔女の家作り(5,6年生)
お城の壁は曜日ごとに分担して作業しました。
壁に貼る紙は、事前に先生達が大きさをあわせてカットしておきました。
あたえられた作業を、一人一人、しっかりこなし、力を合わせて、完成してくれました。
共同作業は大事です。自然にコミュニケーションも生まれ、仲間意識が出てきます、同時にみんなで作りあげた達成感を味わうことができ、感性にアプローチできます。
5.6年生の所では、話合いから入りました。どんな家にしたいか?素材は何にするか?
話合いの結果煙突をつけたい。レンガみたいにしたい、黄色の窓が欲しい。というあたりでまとめ、制作時間は1時間ほどでしあげないと行けないので、事前に家の骨組みは先生が作っておきました。骨組みは以前の失敗を生かし、屋根と外壁に切り込みを入れて組ませる方法で組み立てましたので、屋根がずれ落ちる事無く、しっかりとした家になりました。
レンガ模様の紙を印刷しておいて、壁に貼ってもらいました。柄合わせにこだわり、定規で測って作っていました。先生達の目分量とは大違いでした。とびらは、余っている画用紙を貼り付けて完成させました。3匹の子豚のレンガの家そのものになりました。
いよいよパーティー本番(10月23日~28日)
残念なことに、今年はインフルエンザが猛威をふるい、年に1回のハロウィーンパーティーでしたが、お休みするお子様が多かったです。感染を考えて、いつもなら、食育もかねてデザートをつくって食べていますが、それも中止にしました。
そんな中でも、子どもたちの気持ちは高揚気味で、幼児は衣装を着け、小学生はピースのサインで、写真撮影から始まりました。
絵本の読み聞かせは、本のまわりに集まって、集中して本をきく姿がみられ、お部屋も静寂に包まれました。みんな読み聞かせが大好きです。
次にお城のお家に「トリックオアトリート」と合い言葉を言ってお菓子をもらいに行きました。魔女の家に隠れている魔女に、こわばった表情をみせていた幼児さんが、とてもかわいかったです。小学生には、ネタばれでしたが、そこも楽しんでくれていました。
一番盛り上がりをみせたのは、「箱の中身はなんだろな?」のゲームです。
順番に箱の中の物を当てていきます。そーとさわるお子様が少なく、みんなかなり勢いよく手を入れて確かめる姿がありました。
ヒントをいう前に思わず、その物の名前を言ってしまうお子様もいたりしましたが、みんなのりのりで楽しんでいました。「どきどきするな」「気持ちわるそうだ」「野菜が多い」など、見ている側もいろんな気持ちが言葉になって発せられ、有意義な時間となりました。
以外にも、幼児さんもゲームを理解して、物の名詞もよく知っていて、楽しむ姿を見ることができ成長を感じました。
時間があった曜日では、お城と魔女の家を使って、順番に一人ずつ隠れ、どこの部屋に隠れたか?を当てるゲームをしました。こちらも、子どもたちにとっては、スリルがあったようで、「ドキドキする、心臓に良くない」と言って楽しんでくれました。当てられても、当てられなくても、ニコニコしてお部屋からでてくることができました。勝ち負けにこだわらないにつながり、大事な事です。
パーティーでは、学習もなく目いっぱい遊ぶことができ、「楽しい時間はあっという間だ」という言葉を残して帰っていきました。また、来年はどんなハロウィンになるか、楽しみにしていて下さい。
Kodomo鶴見東口 児童発達管理責任者








