夏祭り 準備 (7月31日~8月19日)

 夏休み最終周のお祭りに向けて、準備を開始しました。

放デイでは(小1年~4年生)、出し物の看板作り

段ボールを土台にして、使い残しの折り紙や模造紙で色使いを統一しながら、「空気砲」「垂直飛び」「金魚すくい」「ヨーヨー釣り」「ピタゴラスイッチ」の看板をつくりました。

各曜日で1枚ずつ担当し、みんなで作業を分担して完成させました。グループの中で、役割分担をし、紙を切る人と、のりづけをする人にわかれ、効率よく作業ができました。

 作業しながら、子供同士の会話が生まれてとてもいい雰囲気でした。上級生が下級生のめんどうを見たり、優しく手伝う様子もあって、先生方が声をかけなくても自然とそういう雰囲気ができるようになっている事が嬉しく感じました。

5,6年生のクラスでは、ピタコラスイッチを作ってもらうことにしました。

これは、毎年先生達が1から作っていましたが、今年は図案どんな材料どういう風に転がしていくかを子供達に考えてもらいました

 話し合いからスタートです。意見が出にくいかなと思いましたが、数人のお子様が中心になり、どんどん意見が出てきました。大人では思いつかないようなアイデアが出てきました。パチンコ台見たいにしてボールが動く方向をいろいろに変化させたいという意見には驚きました。

次の週にそのデザインには、どの材料を使っていくかという事を決めました。あらかじめ、こちらで用意しておいた材料(牛乳パック、細長い箱、クリアファイル、段ボールの箱など)

を見て、どのパーツにどれを使うのが一番いいかを決めていきました。ここでも、組み合わせ方や、ボールの落とし方など(同じ方向に入れても中でどっちに分かれるかわからない良いアイデアが出てきました。

 私たちの創造を超えた話し合いと作業の現場となりました。

あらためて、子どもの可能性を信じて任せ力を引き出すことが、次へとつながって行くなと思いました。話し合いから、作業まで、伸び伸びと、そして生き生きとしていました。

そんな成果を無駄にはできないので、8月19日の土曜日に、各パーツを子どもが描いた設計図通りに組み立てピンポン玉が綺麗に転がるように調整しピタゴラスイッチを完成させました。先生方も楽しそうに作業をしていました。来週の夏祭りが楽しみです。

  

幼児クラスでは、金魚釣りの金魚を作りました。毎年幼児さんの担当です。

1枚を、いろんな色を使って丁寧に仕上げるお子様や、ダイナミックに塗って、沢山の魚書いてくれたお子様や、出来映えが気に入らなかったのか、泣き出すお子様などそれぞれです。それも、すべて良い経験になると考えます。みんなで、一つの作業を行う事が大切です。

 小学生1から4年生と幼児さんは、かき氷のお飾りを作ました。

紙コップに色付けした綿をのせて氷に見立てました

いつも、オリジナルのお飾りを先生方が考え出してくれます。

 紙コップの模様に、シールや、絵文字などを用意しましたが、自分で絵を描くお子様が多かったです。絵を書く事は、想像力に繋がっていますので、やや苦手なお子様が多いですが、そこも少しづつ克服出来ているのかなと思いました。

 かいた氷にみたてた綿は、感触が気持ちいいのか、コネすぎてふわふわでなくなってしまった物もありましたが、それぞれに満足した出来映えになったようでした。

 「本当のかき氷が食べれるの?」とみんなの期待はそこにあるのを十分に感じました。

  

 

8月21日~26日(夏祭り)

 夏休みの最後の週、いよいよ夏祭りがスタートしました。

お休みがすくなく、みんなが元気に来てくれました。

 甚平や、浴衣を着て、さらに盛り上げてくれました。

 

魚釣り幼児さんには一番人気で、毎回、全部のお魚を釣って大満足していました。

空気砲は、点数があるので、最高点を出そうと何回もトライしていました

ヨーヨー釣りでは、釣るホックの紐が紙製なので、すぐに切れてしまい10本近く使ってやっとヨーヨーをつり上げたお子様もいましたが、諦めずにトライする、その根気強さはたいした物だと思いました。

垂直ジャンプも、1㎝でも高くお友達を超えようと、みんな何回も飛んでいました。意外と1回目が一番高く飛べていました。何回も飛ぶと疲れも出てくるのでしょう。

 みんな、毎年慎重が伸びていますので、6年生は、あと数㎝で天井に付いてしまいそうです。大きくなりました頼もしいかぎりです。

   

一番人気は5,6年生制作のピタゴラスイッチでした。それこそ、何回も玉を上段に入れて転がる様をみていました。

 一番下のパチンコ台の所で、枝分かれしたお部屋に点数が配分されているので、最高点を狙って転がしていました

自由に縁日を回って、スタンプを押してもらったあと、ビンゴゲームをしました。ポケモンキャラのカードをスタッフが作ってくれて、それを使って行います。絵とカードをマッチングするのが早いのに、毎回驚かされます。幼児さんでも、キャラクターの名前を覚えているのですごいです。 ビンゴになった人から、お菓子袋をもらいました。

そして、いよいよ、かき氷です。

目がキラキラでした。いちご、メロン、レモン、ブルーハワイ、練乳、から味を選びました。全部ミックスなど、どんな味?と心配でしたが、みんな、美味しそうに食べていました。「おかわりある?」の期待の声にこたえないわけはないのです。

 身体が冷えてしまうくらい食べたお子様もいました。

今年の夏祭りも楽しく、美味しく、大満足で終わりました。

猛暑の夏休みでしたが、5,6,年生の東芝未来科学館見学、小学生対象のしながわ水族館の遠足から始まり、あっという間に、子どもとともに駆け抜けた夏休みになりました。

 多少の疲労感もありましたが、子ども達の笑顔にたくさん励まされ、そして癒やされた夏休みになり、充実した時間となりました。                    

 Kodomo鶴見東口 児童発達管理責任者