新年度がスタートしました。

 

 Kodomo鶴見東口も、年長さんから小学校へ入学したお子様達が、放課後デイに加わり新しいクラス編成でスタートしています。

 幼児クラスから放課後デイ大きく違う所は、学習の時間が30分という所です。幼児の時は、10分から15分でしたので、とても長く感じてしまうお子様もいるかと思います。

 先生達は、飽きないように、それぞれの進路に合わせた教材を用意して30分という時間を、とにかく着座で過ごせるようにしています。

 お兄さんや、お姉さんは、入室するやいなや、学習の体制に自然と入っていきますので、1年生も見習って、できるようになっていきます。

 自由遊びでは、先輩たちが、新1年生を誘って一緒に遊ぶ姿を見ると、「これだよな」と思います。縦割りの良い所です。すぐに交あえるクラスと、そうでないクラスがありますので、今後の子供たちの関わり方に期待です。

 今年度は、木曜日以外(高学年だけのクラス)は全曜日に1年生が入りましたので、先輩たちにとっても、良い刺激になり、大きく成長できることと思っています。

 新設しました、高学年クラスの木曜日も、初めての航海に帆を張り始めたところです。

船出をする準備段階ですので、たくさん話し合う事があります。

 どんなクラスにしたいか?  

 どんな事をやりたいか?

 自分たちで進行していくには、どんな係が必要か?

始めての話し合いも、みんなが意見を言い合い、空気を乱す雰囲気が無く、全員の気持ちに前向きさを感じる時間となりました。

この1年、子供たち主体で動いていく事を目標に、先生達は、見守りと経験値の幅を広げられるカリキュラムを提供していこうと思っています。

 

 幼児クラスも、新しいお子様もお迎えして、みんなが、1つお兄さんやお姉さんになった気持ちで始まっています。

 幼児さんにとっても、1つ上になるというのは、すごく嬉しい事で、自覚が芽生えるきっかけになります。何かを変えたい時はこの段階で、トライするのが良いと思います。

 Kodomo鶴見東口教室でも、年長さんには、就学を見据えて、学習の基礎固めをやっていきます。

ひらがな読み書きを中心に、数字の量的概念を入れていきます。これは、とても大事な所ですので、繰り返しです。

 年中さんも、運筆の練習から、数字の書き方にはいっていきます。そして、1~10までのカウントの練習です。かるたや絵札を使って、視覚からひらがなへの興味と名詞の習得へと繋げていきます。

 年少さんは、生活道具と生活動作の練習です。ご挨拶や、お友達との関わり、鉛筆や、クレヨンの持ち方、ハサミ、のり、など、道具の使い方と、お教室でのルーティンの習慣づけが大切です。

 クレヨンや、色鉛筆色への興味も引き出していきます。最終的には、単色から多色使いになれることが目標です

 学習と集団行動のスキルを学び、心と気持ちの広がりを見ながら、お子様一人一人のポイントを把握しながら、スタッフ全員で意見交換をしながら支援していきます。

 1年間で、どこまでいけるかは、一人一人のお子様に寄って違います。無駄な事や、無駄な時間はありません。すべてが、経験値に繋がっていきます。大事な事は、継続です。お休みの少ないお子様ほど、確実に伸びていきます。だからこそ、来ていただいた時間を無駄にしないように、精一杯の支援をお届けしたいと思っています。

 スタートしたこのワクワクした気持ちを大切に、子ども達と1年間頑張っていきます。

 

 

子供の日制作(兜と鯉上りクッキー作り)4月15日~4月21日

 

 通年行事ですとカリキュラムが悩みの一つです。今年は、クッキー作りにしました。

 

用意するもの

 兜と鯉のぼりのクッキー型 、のし棒、小麦粉、無塩バター、砂糖、牛乳、アイシング

 

 久しぶりの調理です。行事予定には、こどもの日の制作と書いてありましたので、いつものように、ハサミやのりを使って制作すると思ってきているところを「クッキー作るよ」と伝えると、「やったー」という歓喜の声が聞こえてきました。

 

 幼児さんは、すでに兜と鯉上りの形に焼いたものを用意して置き、アイシングで飾り付けをやってもらいました。

 アイシングでの飾り付は初めての体験です。赤、緑、黄色、ピンク、白の色を用意して、好きな色で書いてもらいました。見本通りに行うお子様もいれば、好きな色で線や、点を書いていました。ぼて、と多くだしてしまうと、乾くのが大変なのを伝えましたが、みんな結構大変な量を絞りだして楽しんでいました

 

 

 小学生は、こねていた生地を棒で伸ばし、型抜きから行いました。事前に、割りばしで、四角のガイドを作っておきました。その中にクッキー生地を入れて、めん棒をコロコロ動かすと、一定の厚さに伸ばせるように工夫しましたので、みんな、生地の厚さにムラがなく、スムースに型どりができました。

 型抜きをした後で、オーブンで焼いている間に、学習をしました。

いつものルーティンと逆でしたが、みんな切り替えよく学習へと入っていくことができました。学習している間にいい匂いがして来た時は、さすがに、集中力も途切れてきました。

 焼き上がったら、アイシングです。いろんな色を使って自分で型を抜いたクッキーに色をつけていきました。細かい線や、点を書いて、パティシエのように仕上げていたお子様もいて、見本で書いた先生より上手でした。

 

 

 幼児クラス、方デイクラスも、出来上がったクッキーを「美味しい、美味しい」と言って食べてくれました。1枚はお家へ持って帰ってもらいたいと思っていましたが、全部食べてしまったお子様もいました。夕ご飯が食べられたかが心配です。

 

 調理実習は準備が大変です。しかし、食育の面では、大切なカリキュラムになりますので、今後もバランスを考えながら取り組みたいと思います。

 

                    Kodomo鶴見東口 児童発達管理責任者