クリスマスパーティー(12月19日~12月24日)
今年もサンタクロースが着て、楽しい充実したパーティーとなりました。
幼児 15分ほどの自由遊びの後、パーティーです。
始まりは、クリスマスにちなんだ、飛び出す絵本の読み聞かせです。普段から絵本が大好きなので、クリスマスなので、特別な絵本を用意しました。ページをめくると、次から次ぎへと飛び出して来る絵に子ども達は釘付けでした。スタッフが、鎌倉にある専門店に買いに行ってくれたかいがありました。
絵本が終わると、遠くから鈴の音が聞こえてきました。ガラーと扉が開くと、サンタクロースの登場です。突然で、驚いて顔がこわばり、硬直してしまったお子様も何人かいました。去年もあっているのに、新鮮な気持ちで、大喜びで、出迎えてくれた幼児さんばかりでした。
次はサンタさんと一緒にゲームをしました。
ボーリングでは、ガーターにならないように、サイドに壁を作って、まっすぐにボールが転がるように工夫しました。どの子もストライクを出して、嬉しそうにガッツポーズをして、喜びをからだ全体で表現していました。
2つめのゲームはじゃんけんです。リーダーの先生との対決で負けたら座るというルールです。最後まで勝ち残るのは誰かな?
ここでの課題は、じゃんけんの意味と、勝ち負けが理解でき、勝っても負けても自分の気持ちを受け入れることができるか、タイミング良くじゃんけんが出せるか?などです。
負けて悔しくて、輪から外れてしまうお子様もいましたが、すぐに気持ちを立て直して、ゲームを続けることができていました。
タイミングがずれてしまうお子様もいましたが、ほとんどがいい感じでじゃんけんができました。年少のお子様が上手にじゃんけんが出来ていたのにはビックリしました。
ゲームのあとは、手洗いをして、サンタさんから、大入りのおやつ袋をもらって、みんなと記念写真を撮り、お開きとなりました。
放デイさんは、最初からサンタさんがお出迎えです。小学生には、サンタさんの正体がねたばれになってしまっているようです。しかし、中には、「半信半疑のお子様もいます」何回も「○○先生?」と聞いてきておもしろいです。
パーティーの前に、ハンドベル発表のゲネプロです。
昨年から、最後に、お迎えにきてくださっている保護者の皆様にハンドベルの演奏をお聴かせしています。
いつもと違う曜日に振り替えられる方もいられます。全員で毎回練習出来るわけではないので、けっこう大変です。しかし、繰り返し練習してきているので、違う曜日で、いつもと違う音でも、臨機応変に対応できる力がついてきて頼もしい限りです。
今年は、子ども達に委ねた部分が多いです。代表の読み上げる感謝の手紙も添削は一切しないで、本人が考えた文章で読み上げてもらいました。みんな素敵で、個性が溢れた文章となりました。
1曲目から2曲目の演奏では、それぞれが担当する音が変わります。その音の管理も子ども達にまかせました。みんな間違える事無くハンドベルをずらして、選んでいました。
ワイワイしながら、最後の練習(ゲネプロ)を終え、クリスマスパーティのスタートです
最初は幼児さんと同じ「飛び出す絵本の読み聞かせです」
ここでも、みんなかぶりつきで、聞いていました。
サンタさんのお仕事は、「24日の午後4時37分におもちゃを積んだそりに乗り、みんなの家を回るんだよ」という所では、とても関心を持っていました。サンタさんの存在をほとんどのお子様は信じています。いつまでも夢があって、子供の心は純粋でいいなと思いました。
次は、ゲームです。「何でもバスケット」か「ハンカチ落とし」をやりました。集まった人数が多い曜日は、「何でもバスケット」にしました。
「ハンカチ落とし」も「何でもバスケット」もみんな鬼になりたがる傾向が強かったです。何でもバスケットは、何回も鬼になってしまうお子様がいて、「またー」と先生達の声が飛びかいました。
からだを動かして、身体がホットになった所で、次は「伝言ゲーム」をやりました。
1番目の人がお題をも見て、次の人へつないでいきます。昨年もやりましたが、全く違う言葉になってしまうのがおもしろかったので、今年もやってみました。
このゲームでは、短期記憶の優劣がでる事となります。苦手なお子様もいますので、お菓子などの、キャッチコピーをお題に選び、短い言葉で、なるべく伝えられるように工夫しました。最後に、どの商品のキャッチコピーかを当てるというクイズ付きのゲームにしたのも面白さが膨らみました。
3つ目のゲームは「あっち向いてホイ」を、先生対子供の対抗戦で行いました。先生チームに勝ちたくて、子供たちが残っているお友達を応援する姿がチームが一つになっていて、心が温まりました。
ゲームが終わり、サンタさんからお菓子のプレゼントをもらって、いよいよハンドベルの本番です。
整列して、お母さんやお父さんの来られるのを待つ時間が少し長く感じました。いつもはダラダラしている子供たちも本番は違います。程よい緊張感があります。いい演奏には、この緊張が大切です。
代表のお子様の挨拶がスタートです。自分で考えた文章です。一人一人の思いが違うので、表現の仕方はそれぞれですが、感謝の気持ちにあふれたお手紙となりました。
みんなの目が私に集まって、気持ちが一つになり、「さんはい」の小さな声の合図で
演奏開始です。
1曲目「あわてんぼうのサンタクロース」低いドから高いドのオクターブの繰り返しの前奏から入っていきました。音符を指しながら、「失敗しないように」「止まらないように」と、いろんな事を考えながら、指し棒で色音符を追っていきました。
子供たちの奏でるメロディーラインから「みんなの頑張りたい思い」がひしひしと感じとれました。1曲目が終わり、ホットする間もなく、いつものがやがやもなく、自分のならす音を選んで静かに次の開始の合図を待ちます。ここの動きがとても整然としていて、素晴らしかったです。
2曲目「星に願いを」は曲調が変わります。ゆったりとした音が静かにお教室になり響きました。聞いてくれているお母さまたちの表情からも「頑張れ」という気持ちで見守ってくれているのがわかりました。
最後まで、心地よい調べが静かな教室に響き渡り、音の余韻と、気持ちの余韻を残して演奏が終了となりました。
すべての曜日のクラスが、練習より上手に演奏できました。「聞かせたい」という気持ちや、「かっこいい姿をみせたい」と思う気持ちが良い演奏に結びつきました。
子供たちの顔には、「ホットした表情」と「いい演奏ができた満足感」であふれていました。
去年より、「難しい曲」に挑戦しています。1年間の成長をいろんな場面でお見せできたことがとても嬉しく思いました。
今年度もあと3か月です。クラスとしてのまとまりや、個々の目標達成に向けてもう一度、見直しながら仕上げていく時間となります。スタッフと気持ちを一つにして、子供たちと大切な日々を過ごしたいと思います。
Kodomo鶴見東口児童発達管理責任者










