戸塚教室の児童発達支援(幼児クラス)では、7月4週目から8月にかけてサマースクールとして、通常の療育時間と異なる特別プログラムで療育を行いました。今回はその様子をご紹介したいと思います。
最初の週は、kodomo夏まつりのスタンプラリーで使ううちわ作りをしました。無地のうちわに金魚や星、セミやちょうちょなどのパーツを貼って、絵を描いたり、色を塗ったり。うちわの持ち手にも色を付けるお子さまもいました。お魚を沢山貼って「お魚の学校だよ」と海の世界を作る子や大好きなサメを描く子、星を沢山使って作る子など、小さなうちわの中にたくさんの素敵な世界が出来ました。
そして待ちに待ったkodomo夏祭り。
戸塚教室では、年に一度、未就学のお子さまと小中学生との交流機会となるよう普段は別々に運営している放課後ディサービスと合同でお祭りを行っています。今年は、ヨーヨー釣り・輪投げ・水鉄砲・砂絵と昨年とはまた違ったゲームを行いました。
水鉄砲では小学生のお兄さん達の様子をよく見て真似してみたり、輪投げの投げ方を工夫してみたり、それぞれ楽しんでいました。ヨーヨー釣りは、こより、タコ糸、モールの3段階の難易度を設定して行いました。未就学のお子さまはタコ糸やモールを使って、小学生のお子さまはこよりを使って、好きな色に狙いを定めてヨーヨー釣りを楽しんでいました。中には、初めはタコ糸で挑戦していたものの、小学生の様子を見て「ぼくもやりたい!」とこよりで再挑戦するお子さまもいました!
今年は下絵をボンドでなぞり、上から砂を掛ける砂絵にも初めて挑戦してみました。鉛筆やクレヨンとは違いボンドで線をなぞるのは指先のコントロール力も必要になるので、なかなか難しかったのですが、根気強く集中して挑戦していました。
8月2週目はクッキングの予定でしたが、コロナ感染拡大を受け急遽日替わりでの素材遊びに変更となりました。絵具を使いTシャツにポンポンとスタンプして柄をつけたり、一からスライムや小麦粘土などを作り、手で感触を楽しみました。以前はベタベタする感触が苦手だったお子さまが楽しそうに粘土の型抜きをして、できたドーナツを見せてくれる様子にとても成長を感じました。
サマースクール最後の週は水を使った実験遊びをしました。銀紙にホワイトボードマーカーで描いたお魚を水に浮かべ画用紙のポイで金魚すくいごっこをしたり、水性ペンと水の力でペーパータオルに虹を作り出したりと興味津々で取り組んでいました。
色付きシャボン液を使ったバブルアートは大盛り上がりで、シャボン玉を吹いて紙に色をつけたり、カップの中のシャボン液をブクブクして山盛りの泡を作ったりして楽しんでいました。シャボン玉を拭くのが苦手だったお子さまも何度も挑戦するうちにコツをつかみ、ふーっとふけるようになりました。また、吹く力の加減で大きなシャボン玉になったり、小さいものが沢山できたりする事に気が付く子もおり、色々考えて試してみる姿に頼もしさを感じました。
サマースクールは通常の療育時間より長めになっているので、1コマの中で集団カリキュラムだけでなく個別クラスで通常行っている学習も取り入れ、なぞり線や間違い探し、ピジョントレーニングなどの学習にも取り組みました。
今回のサマースクールでは、普段と違うお友だちと過ごしたり放ディのお兄さんお姉さんと一緒に活動することで異年齢児からの刺激も沢山もらい、活動に意欲的に参加している姿が沢山見られました。
夏が終わればいよいよ後半戦。年長クラスは本格的に就学準備のカリキュラムがスタートします。就学、進級という大きな環境の変化にも、お子様が自信をもって一歩一歩成長していけるよう、これからもしっかりサポートしていきたいと思います。
戸塚教室では未就学のお子様が通う児童発達支援と小~高校生までが通う放課後等デイサービスを提供しています。
お問い合わせや見学を随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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