お祭りの準備は7月の末から少しずつ進めていきました。
メインの飾りは、幼児さんと放課後デイ共に作りました。
今までは、提灯を作っていましたが、今年は、ハッピです。
色(青、赤、黄色、ピンク、水色、紫、緑)や柄(千鳥、格子、青海波、麻の葉、うろこ、亀甲、矢絣他)を自分で選び、切りぬいたあとで、パーツの糊付け作業で完成です。
本体の色画用紙の色や、裾の柄がたくさんありましたので、一つとして、同じものがなく、個性豊かなハッピになり、お教室の天井を色とりどりにしてくれました。
縁日の出し物の中から、毎年、幼児さんに準備をお願いしているのは、「金魚作り」です。
今年の魚の種類はユニークで、いつもより巨大なものが多かったです。
イルカ、えい、たつのおとしご、ザリガニ、亀、タコ、ウニ、ふぐ、ひとで、うなぎなどがありました。時間いっぱい使って、一人何枚作ってもいいので、たくさん色を塗ってくれたお子様が多かったです。おかげ様で、たらいの中は、大小様々な魚であふれていました。
一人で、全部のお魚を気長に吊り上げたお子様もいて、将来釣り好きかな?と思いました。
入口の夏祭りの看板にも挑戦しました。幼児さん全員で、大きな看板を作りました。
曜日ごとに、作業を進めていき、最後の曜日に完成となりました。赤やピンクが主体になり、祭りにふさわしい元気あふれる看板になりました。
残りの出し物の看板は、放課後デイが、各曜日一つ担当です。役割分担を決めて、みんなで、和気あいあいの中で作業が進みました。
看板ごとに、色あいを変えて作っていますので、お教室はカラフルに飾られました。
新1年生は、初めてでしたが、お兄さん、お姉さんたちの優しい声掛けで、楽しく作業ができていました。グループ作業もみんな慣れてきて、とてもいい雰囲気が作れています。学校のグループ活動でも、この力が生きて欲しいと願っています。
ピタコラスイッチは先生達が奮闘して、ペットボトルや、牛乳パック、お菓子の空箱を駆使して、微妙に調整しながら作りあげました。
去年からの出し物ですが、一番人気で、列はいつも順番待ちです。100点を狙って、みんなピンポン玉を転がしていました。大きいお子様は、自分で点数を計算して、新記録に挑戦していました。
垂直ジャンプも2年目です。去年より背が伸びていますので、記録更新を目指して、何回も飛ぶ姿にたくましさが、感じられました。指に付けたスタンプの跡が、壁紙一面に広がり、新しい模様のようになりました。
ヨーヨー釣りは、お持ちかえりできるので、兄弟分も吊り上げて満足そうでした。
準備は、水びたしになりながら少し大変ではありますが、喜んでくれればすっ飛びます。
空気砲は、毎年恒例です。ペットボトルをくりぬき、ゴム風船とビニールテープを使って作ります。的をめがけて空気を押し出し、的を倒します。的に空気の出口をしっかり向け、ゴムを引っ張り、空気を吸い入れ、力強く押し出さないと、倒れないので、初めてのお子様は難しいようですが、コツがわかってくると楽しいので、何回もやっていました。的の合計点を計算するのもおもしろいです。
縁日で遊んだ後は、ビンゴゲームをしました。職員お手製のポケモンビンゴです。
みんなが知っているキャラクターなので、絵合わせが早かったです。幼児さんでも、出された絵をパット見て、カードの中の同じ絵とマッチングさせるのが早くてびっくりしました。よく似たキャラクターがあるので、先生の方が間違えてしまいました。「ビンゴ」になったお子様から、景品を選びました。景品の種類がたくさんあったので、「選ぶ」のを迷っていたお子様もいましたが、みんな、自分で決められました。大事な事ですね。
みんなで、「かき氷」を食べる予定でしたが、korona感染拡大でしたので、飲食はやめました。代わりに、大入りのお菓子袋を一人一人もらって満足そうに「楽しかったー」という言葉を残して帰っていきました。
時間をかけて準備したものの成果は大きいです。1年の前半の大きな行事が一つ、一つ、終わり、これから後半に入っていきます。
カリキュラムを通じて、個から集団へと力をつけていくように組み立てていこうと考えています。みんなでどんなものがつくれるか楽しみです。
Kodomo鶴見東口児童発達管理責任者










