七夕と宇宙(6月27日~7月2日)

毎年の恒例行事は、カリキュラムを企画するのがとても大変です。

通年行っているものを土台に、新しい物を入れて工夫をしています。

幼児さん小学生共に、短冊にそれぞれ願いごとを書きました。

幼児さんは、字が書けないお子様が多いので、短冊にシールやクレヨンでの飾り付けがメインです。願いごとを先生に書いてもらうお子様もいました。「自転車がほしい。」「お菓子が欲しい」など子どもらしいものが多かったです

小学生は、自分の思いを書いていました。時代を反映して「コロナが治まりますように」「健康でありますように」などの他に「ノーベル賞をとりたい」という、大きな夢を書いてくれました。短冊は、お教室の天井に一枚一枚吊るされて、エアコンの風にそよそよと泳ぎ、夏の風情を感じることができています。天高くみんなの思いが届くように祈っています

 

 小学生はさらに、今年は宇宙について学習してみました。私たちが住んでいる地球が含まれている銀河系の惑星について学習する事にしました。スタッフに理科専攻の先生がいるので、活躍をして頂きました。

用意したもの

1,              銀河系の惑星粘土を材料にして模型を作りました(すい星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)

太陽を直径1メートルとした時それぞれの星が何センチになるかを計算して正確に模型作りました。(それぞれの星の大きさはスタッフが特にこだわった所です)星の特徴に合わせて色塗もしました)

太陽は大きいので、立体ではなく、模造紙としました。

2、各星の特徴がかかれたフラッグを用意しました。たとえば、火星は赤い、一番大きいのは木星、表面に凸凹があるのは金星、太陽に一番近いのは水星、私たちが住んでいるのは地球、わっかが一番大きい土星、天王星のわっかは縦についている、太陽から一番遠いのは海王星、などです。

子供たちは、月ごとのカリキュラム予定を見て、何をやるのか事前にわかっているので、最初から興味深々のようでした。30分の個別学習の後カリキュラムの始まりです。

 

 地球が含まれている銀河系のお話から入りました。少し説明しただけで、いろんなお話が子供たちの中からでてくると同時に、ヒントの立て札と全く同じ解説が出てきて高い知識を持っている事に、最初の段階から先生達はビックリです。

1,一人一人に星の模型を配り、星の名前を推理してもらいます。

形、大きさの違う星を配られて、子供たちの関心はとても高ぶっていました。

「これは、なんだ?」

「重いな」「わっかがある」「きれいな色だな」などいろんな言葉が飛び出していました

2,壁に張り出されたヒントをよく読んで、星の名前を推理していきます。

わっかがある模型が3個もありました。悩んでいる様子がよくわかりました

一人が解答を見つけて、いつのまにか、消去法で答えを導く様子も見えました

全員が、名前が分かったところで、先生と答え合わせをしました。

3,最後に太陽を基準にして銀河系の並びと同じように、星を並べて完成です

並べ終わると(水、金、地、火、木、土、天、海、)の順番に並んでいます。

覚え方のお話も付け加えて終了しました。

 

話し合いや、協力など、グループ活動としても実り多かったカリキュラムとなりました。

この後子ども達は、夏休み遠足で、子ども宇宙科学館に行く予定になっています。

そこには銀河系の惑星の大きな写真が壁に飾ってあります。それを見て、再度学習したことを思い返してくれる事を大いに期待しています。

 

                発達支援室kodomo東口教室児童発達管理責任者