12月のイベントと言えばクリスマス!教室でも、クリスマスオーナメント作りを行いました。
毎年恒例のイベントですので、どんな物にしようかと悩む制作の一つです。
通年の共通コンセプトにしている事は、「ずっと記念になり飾る事ができる作品にする」です。ここ、2年は、フェルトを使ったオーナメントを作っています。
幼児さんは、週に数回ご利用のお子様もいられるので、4種類のオーナメントを用意しました。(実際作ったのは2種類でした。)また、1つの作品にどのぐらいの時間を要するかわからないので、そのためにも、いくつか準備しておきます。
全員が作ったのは、もちろんサンタクロースです。
各パーツに切り分けておいたフェルトを手順書に従ってボンドではり合わせていきました。
同じパーツですが、子ども達の貼る位置が微妙に違うので、いろんな表情のサンタクロースができあがりました。パーツも少なかったのですが、あっという間に出来上がってしまいました。ツリーのお気に入りの場所につけて完成となりました。
2回ご利用のお子様は、ツリーのオーナメントも作ました。こちらは、貼り合わせるパーツはさらに少ないですが、ツリーにつけるビーズで、大胆な変化が楽しめました。これでもかと、大きなビーズを沢山つけたり、小さいビーズをツリー全面にはり付けたりと、煌びやかな作品になり、とても満足している様子でした。
小学生は、小人のような、サンタクロースのような、可愛い立体的なオーナメントを作りました。
こちらは、胴体にフェルト、帽子の部分には、キルト生地を使ってボリュームを持たせました。事前準備が少し大変でした。しっかりした作品に仕上げるために、あらかじめ胴体と帽子のパーツは裁断してミシンで縫い合わせておきました。パーツはそれぞれ色違いをいくつか用意して組み合わせが選べるようにしました。
子ども達は、それぞれが選んだ縫い合わされたパーツの裏返しから、手作業が始まりました。小さいパーツをひっくり返す作業は難しいお子様もいましたが一生懸命やっていました。
次に中に綿を詰めて胴体と帽子を膨らませていきます。わたのおかわりが多かったのが面白かったです。「もっとちょうだい、もっとちょうだい」と何回も言っていましたが、詰めすぎて帽子から大きくはみ出してしまい、結局減らすというお子様もいました。何事も経験です。
それから、胴体にひげのパーツをつけます。(ひげのパーツに利用したのは、毛足の長いボアみたいな布です。ユザワヤで見つけピーンときました)下準備では、毛足を切らないようにカットするのに気を使いました。このひげをつけるのは、大人は、こだわると難しいですが、子ども達はあまりこだわり無く無頓着につけていましたが、それでも、胴体と立派なひげが合体し、この先どんなになるのか、ワクワク感がでてきました。
いよいよ、完成に向けての作業です。ひげと胴体の先を帽子の中に押し込むように入れて、ボンドではり合わせていきました。ここが、一番難しそうでした。帽子と体の中心を上手に合わせるとバランスのとれた小人になります。また、綿の入れ具合で、太っちょ小人や、ほっそり小人になり面白いできあがりになりました。
最後にポンポンを鼻の代わりにひげの中につけて出来上がりです。
今、クリスマス前のお教室は、幼児さんと放デイさんが作ったオーナメントで、ツリーはとても賑やかに飾られています。後は、クリスマスにサンタクロースがコロナ禍の中、遠くフィンランドからきてくれて、一緒に遊ぶのを楽しみに待っていましょう。
発達支援室Kodomo鶴見東口教室 児童発達管理責任者



