9月第2週~9月第3週(交通安全 ルールを守って公園に行こう)(十五夜・お月見のお話)
9月第4週(箱の中身は何かな?)
<交通安全>
秋雨前線のため、天気が読めないので、カリキュラムをスイッチして2週間の中で行いました。
幼児さんは、お部屋の中で「右見て、左見て、手を挙げて渡る」事の確認をしてから近くの公園に行きました。幼児クラスでは、今まで、あまり外出をしてきていませんでしたので、子ども達は大喜びでした。先生と手をつないでお行儀よく一列になり歩いて行くことができました。
公園では、シャボン玉や遊具で思いっきり遊びました。公園の中をぐるぐる走り回ったり、お友達同士で追いかけっこをしたりと、教室で見る表情とは、別の一面を発見できました。金曜日クラスでは、みんなでブランコを10回ずつ数えて交代するなど、絵本の「ノンタン ぶらんこ のせて」のお話と同じ場面となり、素敵な光景でした。
外での活動の必要性をあらためて認識しました。
小学生クラスでは、同じくルールの確認と少し遠い公園までの経路を写真で確認してから出かけていきました。今回は1年生にリーダーを頼み、先頭と最後尾の見守りをお願いしました。任務を与えられた1年生は嬉しそうでもあり、緊張感も味わいながら、歩いて行きました。
公園につくと、2年生のお兄さん達が、「追いかけっこする人集まれ」というかけ声が響き、どの子も「やる!、やる!」と集まり、じゃんけんをして鬼を決めて、鬼ごっこが始まりました。先生主導ではなく、自分達で発信できるように、いつのまにかなっていたのですね。公園を駆け回る様子をみていて、子ども達の成長と、チームのまとまりを感じとても嬉しく思いました。
もちろん、線路の側なので、少し高い所に上って、電車をずっと見ながら、鉄道談義に花を咲かせている子どもや鉄棒やブランコに乗ったりと、それぞれが楽しい時間を過ごしました。帰り道も、行きと同様に、交通ルールの確認を行いながら、列をくんで教室に戻りました。
<お月見>
お月見は幼児クラス、小学生クラスともに読み聞かせを行いました。
幼児クラスでは、「いただきますのおつきさま」というお話しです。
夜に空から大きなバナナが落ちてきて、動物達で皮をむいて中身のバナナを食べてしまい、「大変だ、お月様がなくなってしまう。みんなで、むいた皮を縫い合わせて空気を入れて膨らませて、三日月の形にして、空に戻そう!」と、力を合わせて月を元の場所に戻し、空に輝かせたお話しです。子ども達の真剣にお話しを聞く姿勢が心を洗われる思いでした。いつまでも持ち続けて欲しいです。
小学生は「月の不思議」という科学絵本です。
絵本ですが、物語文ではなくて、「月の満ち欠けのしくみ」や、「見る場所に寄って形が違うこと、月の中の模様も見る場所に寄って違う事」「色が変化して見えるのはなぜ?」や「日食と月食はどうして起こる」など、を物理学的に説明した本を読みました。
夏休みに月をテーマに自由研究したお子様や、また、愛読書は百科事典というお子様もいて、職員よりも詳しく勉強しており、説明を付け足すなど、こちらが冷や汗をかく場面もありました。
最後に、黄色いボールに太陽に見立てたライトを当てて(部屋の電気は消灯)ぐるーと光を1周させ(地球が自転しているから)月の形が変化していく様子を見ました。
「月の形変わった、三日月だ、半月だ」と、形の変化をはっきり見る事ができ充実した時間となりました。
<箱の中身は何かな?>
第3週は「箱の中身は何だろう?」の触ってドキドキ楽しめるレクレーション的な内容にしました。
(準備)
・箱に装飾をした50センチ四方の段ボール箱
(段ボールの一面を切り取り、窓を作って、中が見えるようにし、両サイドの面に手が入るぐらいの円を切り抜いたもの)
・中に入れる物:おもちゃ(ワニ、トリケラトプス、蛇、ネズミ、)スポンジ、たわし、チクチクボール、ミカン、こんにゃく、など
★ 子どもたちへのルール
① 目をつぶって待ちます
② 見ているお友達は品物の名前を言わない
③ わからなくて、ヒントが欲しい時は、ヒントをいいます。
④ 順番を守ります
<幼児クラス>
未就園と年少さんが多いクラスは、事前に中に入る物を見せて、物の名前の確認をしてからゲームに入りました。事前にわかっているので、触ってからイメージが付きやすく「わかった」と、満足の顔で答えることができました。見ているお子様は、名前を言わない約束は、つい「言ってしまった」という時もありましたが、そこは、聞いているような、いないようなという感じで一件落着でした。
<年長クラス、小学生クラス>
事前に見せる事なくいきなり始めました。わからない時はヒントが頼りです。
触っただけで当ててしまうお子様もいました。わからない時のヒントもとても良い物がありました。物の名前の一番上の文字だったり、「猫が追いかける物は?」「皿を洗ったりするとき使う物は?」「きれいによごれを落としたい時使うもの」など、答えにつながるヒントをだしてくれました。どの曜日も盛り上がり、チームの一体感を感じました。楽しそうな表情をみるのが一番嬉しいです。今回やってない曜日もあるので、どこかの機会にやりたいと思います。
発達支援室Kodomo鶴見東口教室 室長










